3月4日が「バウムクーヘンの日」だということをご存知でしょうか? 1919年3月4日、広島県物産陳列館(現在の原爆ドーム)で開かれた展覧会に出品されたバウムクーヘン。これが日本で初めて焼かれたバウムクーヘンだということで、毎年3月4日は「バウムクーヘンの日」と決められているんです。
今回は、バウムクーヘンマニアの筆者が、大切な人への手土産にも、自分用のご褒美にも買いたい一押しのバウムクーヘンご紹介します。
(C) YATARO
治一郎のバウムクーヘン
ふわふわ感といったら静岡県に本店がある治一郎のバウムクーヘン。その秘訣は、卵をたっぷりと使い生地の厚さを高さ8センチにした製法。飲み物がいらないくらいのしっとり感とふわふわ感を味わえます。
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そして、春期限定の桜のバウムクーヘンも見逃せません。桜のペーストが練りこまれて見た目も香りも春が漂う上品な味に仕上がっています。4月上旬までの販売ですので店頭で要チェック。
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京ばあむ
京都で生産されている、濃い宇治抹茶と京都産豆乳を使用している「京ばあむ」。抹茶の風味と豆乳のまろやかな口当たりのバランスが絶妙な美味しさ。外側の抹茶チョコのコーティングもアクセントとなっています。京都以外にも東京駅や空港でも購入可能な、手みやげにはおすすめの一品。外国の人達からも人気のバウムクーヘンです。
(C) 京ばあむ
マダムシンコ
関西でしか購入できないマダムシンコのバウムクーヘン。ショッキングピンクやヒョウ柄のど派手なパッケージと「とろチョコバウム」、「塩キャラメルバウム」、「とろ〜りマシュマロクーヘン」などオリジナリティ溢れる商品はインパクト大。定番商品は、クリームブリュレに見立てたバウムクーヘン、「マダムブリュレ」。メープルシロップをしみ込ませたバウムクーヘンの表面に、フランス産カソナード(赤砂糖)をたっぷりまぶしキャラメリゼした一品。
(C) MADAME SHINCO
冷やすと表面がザクザクとした食感が引き立ち、クセになる美味しさです。大阪にある本店もエレガントな内装で一度は行ってみたいですね。
(C) MADAME SHINCO
[マダムシンコ]
ねんりん家
王道だけどやっぱり何度でも食べたくなる 「ねんりん家」。表面がカリッとコーティングしてある「マウントバウム」は特に人気商品。濃厚な熟成された生地の甘みはねんりん家独特の美味しさです。
羽田空港にバウムクーヘン専門店「カフェねんりん家」があるのはご存知でしょうか? ハンバーグや海老アボカドが入った「バウムクーヘンサンドイッチ」などここでしか食べられないメニューもあります。第二ターミナルの出発ゲートにあるので、飛行機に搭乗する人しか入れませんが、第二ターミナルから旅行に行く時は、少し早く空港に行ってバウムクーヘンを堪能したいですね!
[カフェねんりん家]
ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ
2009年に日本に上陸したドイツの老舗洋菓子店のバウムクーヘン「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」。伊勢丹新宿店本館地下1Fの「グランアルチザン」に唯一の店舗があります。甘過ぎず、繊細でキメが細かく、ほどよい柔らかさのスポンジ生地で、しかも保存料などを使用しておらず無添加! 早速日本にも根強いファンが多くいるようです。上品なパッケージで、近年では結婚式の引き出物や内祝いに大人気の商品になっています。
ドイツ北部のハノーファーに構える本店は100年以上の歴史をもつ洋菓子店で、今も地元客に愛される名店です。
[本店HP]
[伊勢丹オンラインショップ]
以上バウムクーヘンおすすめ5選でした。ふわふわの食感が好きな人も、しっかりした食感が好きな人も、好みは人それぞれ。全国にはまだまだ美味しいバウムクーヘンが沢山存在します。お気に入りのバウムクーヘンが見つかりますように。