先日、仕事で日本に来ていた友だちのネパール人と久々に話す機会がありました。何かの流れで、彼らが日本に初めて訪れたときの話になりましたが、日本人が当たり前に思っている出来事や習慣に対して、ひどく驚いていたと発覚。
そこで今回はネパール人の友人たちが初めて日本に来てびっくりしたポイントをまとめたいと思います。
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1:とにかく巨大な建物が多い
ネパールの友人の1人は初めて日本に来たとき、「どの建物もとにかく大きくて驚いた」と語っていました。
生まれて初めてネパールの首都カトマンズにあるトリブバン国際空港から、日本の関西国際空港に降り立ったとき、まず空港の大きさに度肝を抜かれ、次に移動した先の大阪の巨大さに圧倒されたと言います。
2:人が時間通りに出社している
別のネパール人、名前を出してほしいと強く頼まれたのであえて言うとカトマンズ在住のGobindaさんは、日本に初めて訪れたとき、何もかもが時間通りに動いていて驚いたと言います。
バスや電車、新幹線などの公共交通はもちろん、人々が時間通りに出社して、時間通りに打ち合わせ場所に現れる律義さにもちょっとびっくりしたとか。
日本にも時間にルーズな人は居ますが、さすがに出社時間や仕事の打ち合わせなどの時間はきっちり守っているはず。そうしたまじめさは、見る人によっては驚きの対象なのですね。
3:なかなか責任をとりたがらないが、約束をしたら最後まで責任を持ってやってくれる
何人かのネパール人が口をそろえていましたが、日本人はなかなか責任を取りたがらないと言います。ギクッとしますよね・・・。しかし一度何かの約束を交わしたら、逆にとことん最後まで責任を守ってくれる義理堅さもあると驚いたそう。
その責任感が日本独特のホスピタリティや親切さにつながっているとの意見もありました。
4:常に他人の迷惑にならないよう、場を乱さないように気をつかっている
ネパール人から見ると、日本人は常に周りを気にして、他人の迷惑にならないように、場を乱さないようにと自分を律しているように見えて驚くそうです。なるほど日本人の美徳であり、日本人の弱点でもあるかもしれませんね。
例えば地震などの被災地で救援物資を受け取るときであっても、日本人は列を乱さずに並びます。そうした姿は海外の人たちに称賛されるほど。
しかし一方で、周りを気にして誰もが場を乱さないようにと考えるせいか、独創的な個人が育ちにくいとの指摘もあります。ちょっと反省すべき点もあるのかもしれませんね。
以上、ネパール人が初めて来て驚いた日本の特徴になりますが、いかがでしたか?
身の回りに外国人の友だちが居れば、「日本に初めてきて驚いたことは?」と質問してみては? 外からの視点で自分を見つめなおしてみると、何か大きな気づきがあるかもしれませんよ。
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