母国と違う!マレーシア人が日本に来て驚いたこと9選

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Jul 1st, 2016

母国と違う!マレーシア人が日本に来て驚いたこと9選

TABIZINEの取材旅行で先日マレーシアに行ったとき、多くの方と知り合う機会に恵まれました。

日本に何度も訪れている人や、日本に留学経験のある人など、さまざまなマレーシア人に出会いましたが、そうした方々の語る日本の印象が非常に興味深かった記憶があります。

母国と違う!マレーシア人が日本に来て驚いたこと9選
※写真はイメージです

そこで今回は旅で出会った人たちにあらためて連絡を入れて、「初めて日本に訪れたときに驚いた点は?」と質問をしてみました。その中から共通して挙がってきた感想を以下にまとめます!

1:大声で話している人が居ない

母国と違う!マレーシア人が日本に来て驚いたこと9選

地下鉄やバスに乗っている乗客がとても静かで驚いたという声もありました。街中で騒いでいる人が居ないとの感想も。

確かに日本人の筆者でも満員の通勤電車に揺られながら、「どうしてこんなに静かなんだろう」と思った瞬間があるほどですから、エネルギッシュな東南アジアから来た旅行者にとっては、異常なほど静かに思えたのかもしれませんね。

2:公衆トイレが多い

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確かに日本には公衆トイレがたくさんあります。公園や駅構内、川べりなど至る所にありますよね?

さらにその清潔さに驚いたといった声も。実際はがっかりするくらい汚されたトイレもありますが、基本的には落書きも少なく清潔で安全ですよね。

3:イスラム教徒に優しい

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最後は宗教について。マレーシアはイスラム教徒の多い国ですが、日本は意外にもイスラム教徒に優しい国で驚いたという意見もありました。

例えばお祈りの時間に使用する部屋が空港や駅に用意されていたり、イスラム教徒でも食べられる食事を多くの飲食店が用意してくれたりと、思った以上にイスラム教徒でも旅しやすい環境が整っているようです。

イスラム教徒も楽しめる環境を用意するといった、各企業や個人の細かい努力の積み重ねが、日本の好調な観光業を支えているのかもしれませんね。

4:公共交通が混乱せずに、きっちりと動いている

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バスにせよ、電車にせよ、新幹線にせよ、飛行機にせよ、たいていは時刻表通りに動いていますよね? 

しかし、この交通機関の運行状況に、少なくないマレーシアの方が驚いていたと分かりました。数多くの公共交通が混乱せずに切れ目なく動いている様子に、感動すら覚えたという意見も。

5:どこへ行っても新鮮な食材が食べられる

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例えば海のない長野県でおすしを食べても、本当においしいですよね? 冷蔵や冷凍の技術、物流の発展によって今では日本のどこに暮らしていても、新鮮な食材を安い値段で手に入れられる社会になっています。

しかし、この当たり前の環境に、何人かのマレーシア人は驚いたと答えてくれました。普段は意識もしませんが、恵まれた社会にわれわれ日本人は暮らしているのですね。

6:とにかく町が清潔

母国と違う!マレーシア人が日本に来て驚いたこと9選

海外に遊びに行くと、主要な観光地であっても平気でスナック菓子の袋やペットボトルなどが道に捨ててあると気づきます。

南アジアのある国を筆者が旅行しているとき、上からリンゴの芯が落ちてきて頭にぶつかった経験も・・・。上の階の住人が外に向かって投げ捨てたゴミですね。

その点、全ての街とは言い切れないながらも、日本の町は清潔で驚いたという意見がありました。

町が清潔になると、さらに人はごみを捨てにくくなります。治安の改善にもつながりますので、身の回りにごみが落ちていたら拾って捨てたいですね。

7:自動販売機や24時間営業のコンビニエンスストアが多い

母国と違う!マレーシア人が日本に来て驚いたこと9選

複数の人が挙げたびっくりポイントとして、自動販売機の多さがありました。

確かに日本には自動販売機が多いですよね。単にジュースだけでなく、お酒やたばこ、アイスクリーム、カップめんなどさまざまな商品の販売機があります。

また、24時間営業のコンビニエンスストアの多さに驚いたという声もありました。

8:日本人はとても親切

母国と違う!マレーシア人が日本に来て驚いたこと9選

「日本人は親切だ」と、初めての日本旅行で感じた人は少なくないようです。迷っていたら声を掛けてくれた、会う人全員が笑顔で接してくれたなどの声も。

この評価を覆さないためにも、自分が日本代表だというくらいの気構えで、日本に訪れてくれている外国人旅行者には親切に接したいですよね。

9:日本人は時間を守る

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日本人はとにかく時間厳守で行動すると驚いた人も少なくないようでした。時間厳守どころか、5分前行動が基本ですよね?

1番の公共交通の話にも通じますが、時間を守る国民が動かす・利用する公共交通だからこそ、いつも時間通りに混乱もなく運行しているのかもしれませんね。

以上、マレーシアの人が日本に初めて来て驚いた点を紹介しましたが、いかがでしたか? 

国だけでなく宗教も異なる人が身の回りに居たら、「初めて日本に来たとき、どう思った?」と意見を聞いてみると面白いかもしれませんよ。

[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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