外国暮らし8年になる筆者が、最初に「お寿司の進化」を感じたのは、イギリスの「YO! Sushi」に食事に行った時のことです。
イギリスで大人気の回転寿司チェーン店です。明るい内装に、独特な日本語ポップソングのBGM。日本のお寿司屋さんとはイメージが大きく異なり、非常に興奮しました!
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まぐろやサーモンのベーシックな握りもありますが、中には日本では出会ったことのない独自の進化を遂げたメニューもあります。例えば上の画像は、カニとアボカドをマンゴーで巻いたもの。でも明るいイエローのお寿司は美しいですね。
このように我々が気づかないうちにどんどん進化を続けているお寿司ですが、ついにはデザートのような可愛らしいカタチにたどり着いたようです。
まるで芸術作品? 美しいドーナツ型のお寿司
(c) saltnpepperhere
なんと、ドーナツ型のお寿司です。具材にはアボカド、ラディッシュや紫キャベツなどが使われているので、彩りが非常に美しいですね! この寿司ドーナツを作ったのは、カナダのトロント在住のSoniaさん。テーブルセッティングのセンスも抜群なので、まるで芸術作品のようにも見えます。うーん、食べるのがもったいない!
この野菜をあしらったドーナツ寿司以外にも、Soniaさんはご自身のインスタグラムでデザートタイプのドーナツ寿司も披露してくれています。
(c) saltnpepperhere
いちごとブルーベリーをあしらった、フルーツ・ドーナツ寿司。これも、なかなか日本人にはできない発想ではないでしょうか。可愛いですね!
栄養価も進化している、次世代お寿司
現在、インスタグラムには「#sushidonuts」というタグが出来ていて、世界中のインスタグラマーたちの寿司ドーナツを見ることができます。
例えばこちらの、イギリス在住BOさんは、酢飯をビーツ(ビートルート)と紫キャベツでパープルに染め上げています。
日本ではあまりなじみのないビーツですが、欧州ではサイドディッシュとして多用されるメジャーな食材。鉄分が豊富なことでも知られているので、普通のお寿司を食べるよりもぐっと栄養価が高そうですね! こういう進化も大歓迎です。
他にもメルボルン在住のSAMさんは、「ドーナツの型にココナッツオイルを塗って、すべりを良くしてからライスの形をとるのがコツ」と秘訣を教えてくれています。ココナッツオイルも美容と健康に効果的だと言われているので、これまた嬉しいプラスの栄養素ではないでしょうか。
ドーナツ型のお寿司は、日本人にとっては「お寿司なの? お菓子なの?」と感じられる不思議な存在。でもお寿司が大きく世界で進化してしていくのを見るのは楽しいですね。これからも、素敵な進化を見ていきたいものです。
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