母国と違う!カナダ人が日本で驚いたこと3選〜人が路上に転がってる!〜

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Aug 26th, 2016

母国と違う!カナダ人が日本で驚いたこと3選
カナダ バンクーバー

外国人から見て不思議に感じる日本人の特徴や、日本に来て驚いた出来事などを、TABIZINEでは過去に幾つか取り上げてきました。

そのシリーズとして、今回はカナダ人編。今回は、日本で数年暮らし、公立学校の英語教師や英会話教室の講師として働いた経験のある数人の友だちに意見を聞いてみました!

1:酔っぱらった人が平気で路上で寝ている

母国と違う!カナダ人が日本で驚いたこと3選

最初はサラリーマンの酔っぱらいについて。会社の飲み会に参加し泥酔して、スーツ姿のまま路上で転がっている日本人サラリーマンを見ると、毎回驚いてしまうという意見がありました。まれに女性まで路上でうずくまっている場合もありますよね・・・。そんな姿を見ると、どれだけ日本が安全なのか、びっくりしてしまうと言います。

褒められた行動ではありませんし、日本人から見ても決して安全とは思えません。ただ、少なくとも命を取られるようなはめに陥らないだけでも、日本の治安の良さに感謝すべきなのかもしれませんね。

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2:英語に詳しい人がたくさん居るのに、使おうとする人が極端に少ない

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次は英語について。日本に来て実際に英語を教えた経験を持つ数人の友人いわく、日本人の英語レベルは全体的に高いと言います。中学校、高校、人によっては大学で学んだ英語に関する知識や能力は、もっと自信を持っていいレベルなのだとか。

にもかかわらず、その英語を使おうとする日本人が圧倒的に少ないと言います。あるカナダ人は、「仮に私が日本人の英語力と同程度の日本語を知っていたとすれば、鼻高々で使いまくるはず」と語っていました。

確かに日本人は英語を使うとき、過剰に間違いを恐れますよね。中学校や高校の英語の試験で、徹底的に×をつけられた苦い経験が、私たちを臆病にさせているのかもしれませんね。

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3:日本ではマクドナルドであっても席まで料理を運んでくれる(それだけおもてなし精神が行き届いている)

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最後は飲食店の接客について。とにかく日本人の接客の丁寧さには驚いてしまうと教えてくれました。「あのマクドナルドでさえ、お店が空いているときは座席までフードを運んできてくれる」といったコメントも。

この場合の “座席までフードを運んできてくれる” とは、ドイツやアメリカのマクドナルドで試験的に始まったテーブルサービスや、オーストラリアのシドニーにあるカフェ風のマクドナルド『The Corner』などで行われているサービスについて言っているのではありません。最初からシステムとしてテーブルにフードを運んでくれるのではない、あくまでも従来通りのマクドナルドでありながら、スタッフの自主的な判断で座席まで注文の品を運んでくれるサービスを言います。

ファストフードのチェーン店で働いているアルバイトスタッフであっても、おもてなしの精神にあふれていると、上述したような気配りで感じてしまうようですね。

食に関しては「どこで何を食べても料理がおいしい」「食のレベルが高い」「どの居酒屋もおいしい」などの意見も。日本の食のレベルについては、やはり胸を張っていいのですね。

以上、カナダ人が日本で驚いた出来事をまとめました。 

その他には「東京であっても深夜になると全ての交通機関がストップしてしまう」などの意見も。

例えばトロントでは、夜通し公共のバスが市内のメインストリートを走り回ってくれているのだとか。バンクーバーではバスだけでなく、一部の電車も深夜まで動いているといいます。こうして並べてみると、いろいろ違う部分があると分かりますね。

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母国と違う!カナダ人が日本で驚いたこと3選

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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