今も昔も、子どもに大人気のレゴ(LEGO)ブロック。そのレゴが運営するテーマパーク「レゴランド」は、レゴの本社があるデンマークをはじめ、アメリカ、イギリス、ドイツ、マレーシアの5か国(6か所)に開設されています。しかも2016年10月にはドバイ、2017年には日本と韓国で新たにオープン予定なのだとか。そんな世界中で大人気のLEGOランドの中でも世界最大規模であるイギリスの「レゴランド・ウィンザー・リゾート」(以下LLW)の楽しみ方をご紹介したいと思います。
LLW攻略法(1) 計画を立てる前に開園時期をチェック!
(C) Naoko Kurata
旅行の計画を立てる前に、まず必要なのが開園日のチェック。冬が長いイギリスだけあり、開園日は夏に集中していて冬季は長い休園時期があります。2016年8月現在、公式ホームページの営業カレンダーを確認すると、11月5日の開園を最後に12月いっぱいまで休園の表示になっています。事前確認せずに訪れたら営業していなかった、という事態を避けるために、ぜひ早めに確認してみて下さい。
LLW攻略法(2) チケットは事前にオンラインで!
レゴランドには、様々なタイプのチケットが存在します。早割チケット、2日以上の複数日割引チケット、昼食チケットや何度もお代わりできるドリンク用水筒が付いてくるファミリー・チケットなど、人数や遊びに行く日にちなどによってお得なプランを選べるようになっているのです。事前にオンラインでチケットを確認して購入しておけば、入場もスムーズです。
LLW攻略法(3) 濡れたくなかったら、ポンチョを準備
(C) Naoko Kurata
LLWには、水を使ったアトラクションがいっぱい! 例えば上の画像の「リバー・スプラッシュ」(River Splash)は、激流を下るスリリングなアトラクションですが、上から横から水をかぶること必至です。もし濡れたくなければ、事前にポンチョのご用意を。
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「リバー・スプラッシュ」は、アトラクションの入り口にポンチョ自動販売機が設置されています。
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子ども用のワンサイズで、3.5ポンド(2016年8月現在、約460円)。小柄な女性なら、大人でも着られるのではないでしょうか。
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LLW攻略法(4) アプリでアトラクション情報をチェック!
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専用アプリを事前にダウンロードしておけば、園内のアトラクションに関する様々な情報を事前にキャッチできます。待ち時間表示はもちろんのこと、GPSを使ってそのアトラクションまでのルート検索もできるのです。また、子どもの身長制限(130cm以下の子どもは乗れないなど)があるアトラクションも多いので、並んでから利用拒否される悲劇を避けるためにも情報は事前に知っておきたいですね。
LLW攻略法(5) 寒さや雨を避けるには「アトランティス」へ
(C) Naoko Kurata
屋外で水と戯れるアトラクションが多いLLWですが、屋内アトラクションももちろんあります。その中でも筆者のおすすめは「アトランティス」(Atlantis)。潜水艦で海底探検をするアトラクションで、大人から子どもまで楽しめます。海底に沈んだ遺跡などがレゴブロックで作られているのですが、これが中々本格的。サメなど本物の海の生物も泳いでいるので、まるで本当に海底にいるような気分になれることうけあいです。
LLW攻略法(6) 混雑して来たら、待たずに楽しめる場所へGO!
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もし園内が混雑して待ち時間が長くなるようでしたら、待たずに楽しめる場所へ移動しましょう。
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ロンドンの見どころを、レゴで再現した「ミニランド」(MiniLand)は思わずその緻密さに目を見張ります。レゴならではの展示ですね!
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大きさは、この画像の人物との比較でイメージがつかめるのではないでしょうか。
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LLW攻略法(7) 女の子も楽しめる「ハートレイク・シティ」
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少し前までは、レゴは男の子のおもちゃというイメージがありましたが、近年では「レゴ・フレンズ」という女の子も楽しめるシリーズが大人気! そのシリーズをフィーチャーした「ハートレイク・シティ」というエリアにある「ミアズ・ライディング」(Mia’s Riding)は、女の子も男の子も、そして大人も楽しめるトラクションです。
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馬にまたがると・・・。
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足元の円盤が、回転しながら高く振り上げられるのです! 可愛い見かけのわりに、スリル満点です。
LLW攻略法(8) ちょっとひと休みなら、アイスクリーム
(C) Naoko Kurata
ちょっと小腹がすいたときのひと休みに、アイスクリームはいかがでしょうか。1スクープ3.5ポンドで、カップとコーンが選べます。筆者は、3スクープ4.5ポンドを購入しました(2スクープなら4ポンド)。
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なかなかのボリュームです。
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このアイスクリーム・パーラーは「Heartlake Harbour Arena」という屋外演劇場の目の前なので、タイミングが良ければアイスを食べながら演目を見られます。
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お見事!
LLW攻略法(9) おみやげもレゴで!
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お土産を買えるショップは園内にいくつかありますが、荷物を持ち歩くことを考えると園の出入り口すぐ脇にあるこちらのショップがおすすめ。
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意外なことに、園内のショップにお土産用のお菓子はほとんどありません。園内で食べるための(普通のスーパーに売っているような)小さなお菓子は売られていますが、お土産用のスペシャルパッケージのようなものはついに見かけませんでした。その代り、こまごまとしたレゴのお土産が目立ちます。上の画像は、自分で作るレゴフィギュアのお土産セット。
(C) Naoko Kurata
3個自作して、5.99ポンド(約785円)。自分で作る楽しみもありますね!
(C) Naoko Kurata
小さなパーツセットもお土産にいいかもしれません。こちらは、映画「LEGOムービー」(The Lego Movie)のキャラクターが作れるセットで、2.99ポンド(約392円)。
(C) Naoko Kurata
本物のレゴパーツや人形が付いているキーホルダー、3.99ポンド(約523円)。
「レゴランド・ウィンザー・リゾート」は、ロンドン中心地から電車で1時間程度と日帰りが可能な場所にあります。イギリス王室所有の「ウィンザー城」にもほど近い場所にあるので、お城の観光のついでに立ち寄ってもいいかもしれませんね。
[Photos by Shutterstock.com]
[LEGOLAND WINDSOR RESORT]