旅行に出るときは、ガイドブックやインターネットの情報を参考にしますよね。けれど、意外と侮れないのが現地出身者からの口コミ。日本人には想像できない情報を教えてくれたりするので、筆者はチャンスがあると外国人の友人たちに「あなたの国(街)でのおすすめの過ごし方は?」と質問しています。先日、ラトビア人の知人にその質問をぶつける機会があったので、彼女の予想外の回答をご紹介したいと思います。
そこなの!?ラトビア旅行でおすすめの場所
ラトビアとは、ヨーロッパの北東に位置する国。日本の九州の1.76倍ほどの面積に、約201.5万人の国民が暮らしています。正式名称は「ラトビア共和国」(Republic of Latvia, Latvijas Republika)で、北のエストニア、南のリトアニアと一緒に「バルト三国」と称される機会が多いです。
具体的なプランはありませんが、筆者もぜひいつか訪れてみたいと考えているラトビア。そんなラトビアの首都リガ(Riga)出身の女性に「もし日本人がリガを旅行するとしたら、どんなアクティビティや場所がおすすめ?」と質問してみました。
すると、彼女の答えは予想外の「森での散歩」でした。
彼女曰く、「リガの街並みはもちろん美しいけれど、ラトビアの真の魅力はその豊かな自然です。ラトビア人は森でリラックスするのが大好きなので、ぜひラトビアに来たら郊外の森まで足を延ばして下さい」とのことでした。
リガは小さい街なので、バスで30分も行けば自然が豊かな場所に出られるのだとか。
そして調べてみると、リガの郊外には「屋外民芸館」(Latvian Ethnographic Open-Air Museum)という施設があり、ラトビアの昔ながらの生活が垣間見られるようです。
毎年初夏には民芸品市がこの場所で開催されるようなので、その頃に訪れると旅のお土産にも困らないかもしれませんね。過去の楽しそうな民芸市の様子は、下のリンクからご覧になれます。
【Informācija jaunajiem Gadatirgus dalībniekiem】
※2017年は6月3日(土)、4日(日)開催予定。
ラトビア人おすすめのレストラン「LIDO」
(c)facebook/LIDO
そして、食事も旅行の楽しみのひとつですよね。筆者の友人におすすめのレストランを聞いたところ、「LIDO」というレストランを教えてくれました。LIDOでは、ラトビアの伝統的な料理を食べられるのだとか。
(c)facebook/LIDO
なんでもLIDOは、ラトビアに「オープン・キッチン」という開放的なレストランのコンセプトを根付かせた初めてのレストランなのだそう。
(c)facebook/LIDO
しかもレストランの設備内でオリジナルの地ビールも醸造しているので、その土地ならではのお酒も楽しめそうです!
1987年のオープン以来、地元の人から愛され続け、今ではリガの様々なエリアに店舗があるのだとか。お店のホームページにレストランの住所が掲載されているので、ホテルの近くの店舗をチェックできます。
筆者も、ラトビア旅行の際にはぜひ立ち寄ってみたいと思います。
ラトビア人がおすすめする首都リガでの過ごし方、いかがでしたでしょうか。全く旅行のあてもなく質問をしてみたのですが、話しをするうちに「ぜひ行きたい!」と気持ちが動きました。2017年の旅行の目的地候補にしたいと思います。
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[THE ETHNOGRAPHIC OPEN-AIR MUSEUM OF LATVIA]
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