
滋賀のびわ湖は有名ですが、そこで美しい真珠が養殖されているのをご存知ですか? びわ湖真珠の美しさに迫ってみました。
びわ湖真珠の魅力

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びわ湖真珠は世界で初めて淡水での養殖に成功しました。そんな真珠をつくる母貝は、びわ湖固有の「イケチョウガイ」。この貝を育てるだけでも3年はかかります。その後、真珠を巻くまでさらに3年。美しい真珠ができるまでには長い年月がかかっているんですね。
びわ湖真珠を実際に見たい方におすすめなのは「神保真珠商店」。滋賀に来て買ってほしいという思いから、あえて日本全国どこでも買えるような仕組みにはしていないそう。

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びわ湖真珠は一つ一つが違う一点もの。自分好みの真珠を見つけ、長年大切にされる方が多い様子。びわ湖真珠は100年経っても美しく、長年使える点が魅力です。少しお値段が高いと感じる方もいるかもしれませんが、100年使えると考えるととってもお得ですよね。お母さんや、おばあちゃんから受け継いだ真珠のアクセサリーをリメイクして再び大切に使う方もいるそうです。神保真珠商店では、真珠のアクセサリーの修理やリメイクも行っています。
滋賀に来た思い出に、またはお土産に買ってみるのも素敵です。
気になる真珠 「トリム」

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商品の中で特に興味深かったのは「トリム」という種類の真珠。これは、縦に長い形の無核真珠を割って、磨いたものです。トリムは元々そぎ落とす、という意味。
丸い真珠のイメージを覆されました。割った部分から真珠の中がどうなっているのか見えるこの商品、面白くてかわいい。無核真珠だからこそできる形と模様。ピアスや指輪、ネックレスなどに加工されています。
「神保真珠商店」のストーリー

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びわ湖真珠は昔、国内よりもヨーロッパやアメリカなどの海外へ輸出することが多かったそう。しかし環境汚染の影響で真珠生産が激減。そんな中でも努力と技術の向上により、今もびわ湖には美しい真珠が。現在は国内向けの販売が主になっています。
昭和41年に創業した神保真珠商店は長く店舗を持たずに真珠の販売をしていましたが、平成26年に店舗をオープン。店舗を持つことで、実際に真珠がどのように身に付けられているのか、どういったサイズや形の真珠が欲しがられているのか、などを知るきっかけになったそうです。その情報をアクセサリー作りや、真珠の注文などに活かしています。
滋賀に行った際にはお見逃しなく!
[神保真珠商店]

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akaryx エディター/ライター
東回りルートで手作りの世界一周。予算120万円、LCCや長距離バスを乗り継いだ経験は宝物。すっかり旅にはまる。「旅×Web」に興味を持ち、帰国後、東京でエディター/ライターに。自由気ままな旅がすき。旅を仕事にして世界2周目に行きたい!
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