テーマパーク「Walibi」

(c)Naoko Kurata
意外(?)なことに、オランダはテーマパーク系も充実してるんです。以前TABIZINEでもご紹介していた「エフテリング」内の童話をモチーフにしたオブジェたちが飾られている「童話の森」(Spookjesbos)の散歩は、乳幼児でも楽しめると思います。

(c)Naoko Kurata
ただし、オブジェはもれなくシュールですが。こちらの写真は、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家。とらわれたヘンゼルと、途方に暮れたグレーテルが見えますね。

(c)Naoko Kurata
もう少し年長の、絶叫系アトラクションが好きなお子さまにおすすめなのが「Walibi」という遊園地。アムステルダムからは公共交通機関で2時間程度の距離(車なら約1時間)ですが、大人にも子どもにも大人気の場所です。

(c)Naoko Kurata
この園内にある「GOLIATH」というジェットコースターは、「オランダ国内で最速・最高度」なのだと言われるほど。そのため、身長制限を設けているアトラクションも多いのですが、身長120cm以上なら半分ほど、140cm以上ならカート以外すべてのアトラクションを楽しめます。

(c)Naoko Kurata
そして、前触れもなく水を噴射して通行人を水浸しにする「しゃべる噴水」も「Walibi」の名物。水に関するアトラクションも多いので、お子さまは着替えを持参していると気兼ねなく遊べると思います。
[De Efteling]
[Walibi]
イルカと記念撮影できる「ドルフィナリウム」

(c)Naoko Kurata
動物系で夏におすすめなのが、「ドルフィナリウム」(Dolfinalium)。屋外型水族館で、イルカをはじめとした海のいきものたちとふれあえる施設です。動物好きなお子さまなら、年齢を問わず楽しめると思います。

(c)Naoko Kurata
園内の屋外プールで、イルカの餌付けなども見られます。

(c)Naoko Kurata
そして毎時、園内のどこかでショーが行われていますが、一番人気はやっぱりイルカショー。ショーは屋内プールで行われるので、照明の演出もゴージャスです。

(c)Naoko Kurata

(c)Naoko Kurata
そして事前に園内のインフォメーションセンターで販売している「イルカ(またはアシカ)と記念撮影できるチケット」を購入しておけば一緒に写真を撮ることができます。
アシカの場合は親も横で見ていられたのですが、イルカの場合はチケットを持っている本人しか撮影場所に入れませんでした。お子さまがまだ小さくて付き添いが必要な場合は、同伴者(親)のチケットも必要になるのでご注意ください。
[Dolfinarium]
子連れで楽しめるオランダの観光スポット、いかがでしょうか。みなさまの旅行プランのお役に立てれば幸いです。

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