悪縁を切って良縁を!北陸の縁切り神社と縁切り寺3選

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Jan 2nd, 2018

人生の中で、良縁もあれば悪縁もあるもの。どうしても縁を切りたい人が出てきたら、神様に頼ってみるのもいいかもしれません。様々な縁切り神社・お寺がある中で、今回は北陸地方の縁切り神社、お寺を紹介いたします。男女の縁切りに特化した縁切り寺など、北陸に行った際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

※2018.1.2 最新情報に更新

長く生きていると、心温まるような人間関係ばかりではなくなってきますよね。できれば二度と会いたくないという人も一人や二人、出てくるはず・・・。

今年こそ断ち切りたい!北陸にある【縁切り】神社やお寺3つ
(C)Masayoshi Sakamoto

そこで今回は全国にある縁切りスポットの中から、北陸新幹線でにぎわう北陸の縁切り神社やお寺を紹介したいと思います。

富山県の総持寺(そうじじ)

今年こそ断ち切りたい!北陸にある【縁切り】神社やお寺3つ
(C)Masayoshi Sakamoto

最初に紹介する縁切りスポットは、富山県高岡市にある総持寺になります。国宝・瑞龍寺のすぐ裏手、高岡駅から徒歩でも行けるような場所にある高野山真言宗のお寺です。

こちらは男女関係の悩みに限って、縁切りを行ってくれるそうです。もはやどうしようもなくこじれてしまった男女関係を持つ人は、不動明王の剣で一刀両断に縁を切ってもらってもいいのかもしれませんね。

ちなみに男女関係縁切り祈願は完全予約制の個別で行われるそうです。

総持寺
住所:〒933-0864 富山県高岡市関町32
電話番号:0766-22-4073
http://www.soujiji-t.com

石川県の貴船(きふね)神社

今年こそ断ち切りたい!北陸にある【縁切り】神社やお寺3つ
(C)Masayoshi Sakamoto

次は石川県の金沢市の町中にある縁切り神社、貴船神社です。こちらは金沢市の中心部にありますので、行きやすさでは今回紹介する縁切りスポットの中で最も(言葉が正しいかはちょっと分からないのですが)便利です。

町の中心にKOHRINBO109という商業ビルがあります。その裏手に鞍月用水が流れていますので、その用水沿いに歩いてください。

大きく用水が左に曲がった先に、松の木が美しい小さな神社があります。今は神社の目の前に橋がありますが昔はなく、縁切りをしたい人は川を渡って神社に向かったといいます。

ちなみに貴船神社は縁結びのご利益もあります。香林坊の方から神社に向かって橋を渡ると縁結び、市文化ホールや中央小学校の方から参拝すると縁切りが成就するとか。

貴船神社
住所:〒921-8161 石川県金沢市有松1丁目2−1
電話番号:076-242-7814
http://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0020/

福井県の護国神社

最後は福井県です。護国神社は比較的新しく、昭和16年に明治維新の志士や戦没者をまつるために建てられました。

同神社では厄除けのために越前焼のお皿(かわらけ)を落として割る神事が行われています。お皿をきれいに割れれば、悪縁切りも行えるとか。断ち切りたい悪縁がある場合は、ぜひとも相談したいですね。

以上が北陸の縁切りスポットになります。ただ、護国神社のホームページには、

≪感謝の心忘れし者には、神恩垂れざらぬものなり≫(福井県護国神社の公式ホームページより引用)

とあります。無事に縁が断ち切れたからといって安心をするのではなく、悪縁を断ち切れたご利益に感謝の心を持ちつつ、同じ過ちは繰り返さないように気持ちを引き締めて生きていきたいですね。

護国神社
住所:〒910-0016 福井県福井市大宮2丁目13−8
電話番号:0776-22-5872
http://www.fukuigokoku.jp
PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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