寺崎COFFEEのラテ
旅先でおしゃれなカフェを見つけると、「ちょっと入ってみようか」といった気持ちに自然となりますよね。むしろ地元のおしゃれなカフェ巡りを旅の1つの目当てにしている人も居るはずです。
そこで今回は山梨県の玄関口である甲府にある素敵なカフェを紹介します。甲府周辺に在住する地元の方にあれこれ話を聞くと、多くの方がそろって口にしたカフェ。どこも甲府駅から徒歩で行ける距離ですから、次の山梨旅行ではちょっと立ち寄ってみてくださいね。
AKITO COFFEの店内
岩田屋珈琲
岩田屋珈琲の店内
最初は岩田屋珈琲。スペシャルティコーヒーと言って、上等なコーヒー豆の中でもさらに厳選した最上級の豆だけを使ってコーヒーを入れると評判のお店ですね。
店内にはテーブル席がなく、注文したコーヒーを待つための椅子が4席ほどあるだけの小さなコーヒースタンドといった感じのお店。ですが、入ってみるとサラリーマンや地元の方がウェイティング用の椅子に腰かけ、スマホ片手にコーヒーをすすっている姿が印象的でした。
豆の産地と品質にこだわり、焙煎(ばいせん)にもドリッパーにもこだわった、コーヒーマイスターの店主が入れるコーヒーを、あくまでも気軽に、日常の習慣の一部といった感じで楽しむ常連客の姿が、岩田屋珈琲の愛され方を物語っているようでした。
店内の壁に設けられた棚には、スペシャルティコーヒーの豆とドライフルーツが並んでいて、販売も行われています。店主が愛用する1つ穴のハリオ式ドリッパーも置いてありました。岩田屋珈琲の味が気に入ったら、豆と一緒にドリッパーも買って帰るといいかもしれませんね。
岩田屋珈琲の外観
岩田屋珈琲 住所 山梨県甲府市丸の内2-26-15
電話 055-215-7069
定休日 日曜日・祝祭日
営業時間 月〜金 8:00~19:00
土 10:00~19:00
AKITO COFFEE
AKITO COFFEEのラテ
次は甲府駅の北口にあるAKITO COFFEE。甲府駅の北口を出て、目の前の県道31号線を真っすぐ歩けば、間もなく左手に見えてくるという便利な立地にあります。ちょっと甲府駅で時間が空いたときは、足を延ばしてみるといいかもしれませんね。
こちらのカフェは平日の場合、朝7:30から開店しています。しかも東向きに店舗の開口部が設けられているため、フレッシュな空気の中、朝の太陽光を全身に浴びながらコーヒーを楽しめるという抜群の環境にあります。
1階にはレジを兼ねたカウンターがあり、パウンドケーキの販売も行われています。2階には12席ほどのカフェスペースがあり、筆者が入店したときには常連客が何かに納得したようにうなずきながら、コーヒーを口に含んでかみしめていました。
AKITO COFFEEの最大の魅力は、働く人のキラキラした表情。「本当に皆さん、コーヒーを愛して、仕事を楽しんでいるんだろうな」と思う、確信に満ちた顔で初来店の筆者を接客してくれました。
コーヒーのカフェインとスタッフの人柄のせいか、お店を出るころには眠気も旅の疲れも吹き飛んで、足取りも心も軽くなっていましたよ。
AKITO COFFEEの外観
AKITO COFFEE 住所 山梨県甲府市武田1-1-13
電話 055-254-3551
定休日 月曜日
営業時間 Weekday: 7:30—18:00 / Weekend: 10:00—18:00
寺崎COFFEE
寺崎COFFEEの店内
最後は甲府の中心部にある寺崎COFFEEになります。市街地のど真ん中にあるコーヒースタンドといった感じで、1階はスタンディングのカウンターのみ。2階は16席ほどのカフェスペースになっています。併設した建物には焙煎(ばいせん)所があり、時間帯によっては通りを歩くとコーヒーの香りが漂ってくるのだとか。
筆者の来店は、平日の朝8:30ごろでした。1階のカウンターにはスマートなオシャレ男子がコーヒーを片手に、店員と会話を楽しんでいました。2階に上がってみると、今度は富裕層のマダム2人が窓際の席で朝から話に花を咲かせています。
カフェラテとリンゴジュースを飲んでお店を出ると、カウンターの若い男性は既に立ち去っていて、今度は競馬新聞の似合いそうな中年男性が、通りに面したカウンターで何かを注文し、スタッフと軽口をたたいていました。客層が広く、地元の人に愛されている名店といった雰囲気が伝わってきますよね。
旅行者にとっても立地は抜群。平日は朝7:30からオープンしています。甲府に宿泊した日の翌朝早くに、徒歩でちょっと出かけてホテルに戻るといった使い方も素敵ですね。
寺崎COFFEEの外観
寺崎COFFEE 住所 山梨県甲府市丸の内1-20-22
電話 055-233-5055
定休日 月曜日
営業時間
火〜金 7:30〜18:00
土・日 10:00〜18:00
岩田屋珈琲のテイクアウトコーヒー
[All photos by Masayoshi Sakamoto]
Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(
https://hokuroku.media/ )創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。
【90秒でわかる「リゾナーレ八ヶ岳」ってどんな宿?】現地取材で見つけた魅
Oct 16th, 2023 | TABIZINE編集部
TABIZINE10周年企画、第1弾は星野リゾートとコラボ! 国内55施設の特徴を、現地取材をもとに90秒でわかる厳選再編集でお届けしていきます。第35回目は、ファミリーリゾートとして絶大な人気を誇る「リゾナーレ八ヶ岳」。山梨県ならではのワインや、充実のアクティビティ、さらにショッピングも楽しめて、大人も大満足間違いなしのリゾートです。
【BEAMSとAMUSEが手掛ける体験型アドベンチャー施設】河口湖「FU
Aug 26th, 2023 | kurisencho
山梨の人気観光地、河口湖。2023年春に、河口湖駅から車で15分ほどの富士北麓エリアに「FUJI GATEWAY(フジ ゲートウェイ)」がオープンしています。初心者さんも手ぶらで行けて、脳が活性化するほど刺激と癒やしが満載で、キャンプやソトアソビを楽しめる。筆者の初キャンプを大リポートします!
海がないのに寿司店の数日本一の都道府県は?【ちょっと面白い都道府県ランキ
Aug 22nd, 2023 | TABIZINE編集部
日本は海産物が豊かで高級店から回転寿司まで、寿司の食べられる店が全国にたくさんあります。では、日本一寿司の大好きな都道府県民は誰でしょうか? 実は、山梨県が「人口10万人あたりの寿司店の数が都道府県の中で日本一」なのです。山梨県は山に囲まれた海なし県ですが、寿司が大好きとは意外ですよね。その理由を探ってみました。
【1日4組限定】夏の夕暮れと夜景をテラスで楽しむ「トワイライトディナー」
Jul 29th, 2023 | TABIZINE編集部
フルーツパーク富士屋ホテルでは、夏のテラスで夕暮れから夜景に変わる美しい景色を眺めながらディナーを楽しめる「トワイライトディナー」を販売中。屋外のテラス席で季節の食材を使ったフレンチのコースを楽しめます。眼下に新日本三大夜景に選ばれた見事な夜景を望むロケーションは、特別な思い出作りや記念日のお祝いにも最適。非日常の景色の中で夕食を楽しむ、贅沢な時間を過ごしてみませんか?
【3月ベストシーズンの国内旅行先】北海道のにしん・山梨県のクレソン・和歌
Mar 15th, 2023 | TABIZINE編集部
この連載では、毎月、その月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先をピックアップしていきます。3月第3週は、そのときが旬のグルメをチェック! にしんそばの楽しめる「北海道」、クレソンが旬の「山梨県」、キャベツが春を告げる「千葉県」、あさりが味わえる「愛知県」、はっさくが堪能できる「和歌山県」を紹介します。
ふるさと納税者や子連れ家族は「ほうとう」無料!富士河口湖町で3月25日に
Feb 27th, 2023 | TABIZINE編集部
富士山を望む人気の観光地、富士河口湖町の大池公園内にて、新たなイベントが開催されます! 2023年3月25日(土)に予定されている「富士河口湖町 ふっこう ほうとう祭り」では、山梨県の郷土料理「ほうとう」の普及を目的に、家族連れやふるさと納税者に「ほうとう」が無料で提供されるそう。東屋ではステージイベントも予定されていますよ。春の訪れとともに、山梨ならではの催しを家族で楽しみましょう!
でっかくてフワシュワ!富士山型シフォンケーキが圧倒的存在感「スーパーふじ
Dec 30th, 2022 | Sayaka Miyata
今回ご紹介するのは、富士山のすそ野にあるお店「シフォン富士」の「スーパーふじフォン(大)」。2015年日本ギフト大賞の都道府県賞を受賞し、テレビでも多数紹介されている話題のシフォンケーキです。富士山のような圧倒的存在感で、お祝い品や山梨県のお土産としても喜ばれること間違いなし。気になる味や、販売場所、価格まで、実食ルポでお届けします!
羽衣のような生ハムが忘れられない|山梨県北杜市の美酒美食【編集部ブログ】
Dec 15th, 2022 | TABIZINE編集部ブログ
TABIZINE編集部員が、取材先やプライベートで気になった小ネタをお届けする編集部ブログ。今回は、山梨県の美食イベントを現地ルポ。「YAMANASHI GASTRONOMY」ー山梨県北杜市の美酒と美食のペアリングを、スペシャルフルコースで味わってきました。人と人が出会い化学反応によって新しいモノやコトが生まれるように、仏・伊・和・中のシェフとソムリエによる饗宴もまた、新しい感動が生まれるひとときでした。
「幸せを呼ぶ青い卵」って知ってる?アローカナの希少な卵食べてみた【編集部
Nov 30th, 2022 | TABIZINE編集部ブログ
TABIZINE編集部員が、取材先やプライベートで気になった小ネタをお届けする編集部ブログ。今回は、談合坂SA上りの売店で見つけた、青い卵。南米チリ産のアローカナという鶏が産む殻が青い卵で、「幸せを呼ぶ青い卵」とも言われるそう。中はどうなっているの? どんな味がするの? 希少で栄養価が高く女性に人気という青い卵を実食ルポ。
【シャトレーゼテラス 甲府丸の内店】スイーツもご当地グルメも!カフェもあ
Nov 6th, 2022 | kurisencho
全国で人気の山梨県のお菓子屋さん「シャトレーゼ」。普段は持ち帰っておうちでお菓子を楽しみますが、甲府駅近くに2021年にオープンした「シャトレーゼテラス 甲府丸の内店」では、イートインスペースを併設し、スイーツやお料理を味わえるのです! 山梨名物もあり、観光前後の腹ごしらえにもぴったりなので、ランチスポットとしてもおすすめ。今回はシャトレーゼでいただけるイートインメニューを紹介します!