
筆者は台湾への移動にはLCCばかり利用しているのですが、先日久しぶりにエバー航空で台湾へ向かってみました。LCCでの移動に慣れている身としては、久しぶりの一般航空会社での移動にちょっとわくわく。

エバー航空は台湾の航空会社であるため、台湾の方からの人気は抜群です。台湾の友人に「今回はエバーに乗ったんだ」と告げると、「エバー良いよね」と好意的な返事が返ってきます。この記事では、エバー航空で成田国際空港から桃園国際空港まで移動した際の様子や機内食についてご紹介します。
サンリオの機体がかわいい

エバー航空はサンリオと提携しており、サンリオのキャラクターが描かれた機体「ハローキティジェット」は日本路線でも多く使用されています。5年ほど前に筆者が羽田空港から松山空港までエバー航空で移動した時はハローキティの機体でしたが、今回2018年3月に搭乗した際の機体はキキララでした。かわいい飛行機だとテンションも上がります。
乗客のほどんどが台湾人!
今回はたまたまだったのかもしれませんが、筆者が搭乗した便は乗客のほとんどが台湾人でした。聞こえてくる言語はほとんど台湾の言葉で、日本人を探すのが大変なほどでした。
CAは日本人も
台湾の航空会社だとキャビンアテンダント(CA)もほとんど台湾人なのかな?と思っていましたが、日本人のCAさんも何人かいらっしゃいました。日本語でのコミュニケーションも可能だと、ちょっとほっとしますよね。
座席は2-4-2

決して狭くはありませんが、席の広さ自体はLCCとそんなには変わらないかなぁというのが正直な感想です。座席は左右両端に2席ずつ、真ん中に4席という配置でした。ちなみに席指定は事前にネットで済ませないと、中央の中の方の席になってしまう可能性が高いのでご注意を。
筆者は前日に席指定をしてなんとか通路側の席を予約できましたが、すでに選択できる席は少なかったです。空席はほとんどなかったため、もし席指定を忘れていたら真ん中の出にくい席になっていただろうなぁと思いました。
小さなお子さんに記念品を配っていた
搭乗して席についた際に、CAの方が小さなお子さんに記念品を配っているのを見かけました。記念品をもらった小さな男の子がちょっとびっくりした顔で「謝謝…!(ありがとう)」と言っている様子にほっこり。これはよいサービスだな、と感じました。
機内エンターテインメントは?

機内エンターテインメントは、各席にモニターが設置されており、映画やドラマ、ゲームなど種類は豊富でした。でも、映画などの字幕はやっぱり中国語です。筆者は中国語の勉強になるかなと考え、日本のドラマを中国語の字幕付きで観賞してみました。
機内食はメイン料理がおいしかった

飛行機に乗る際、やっぱり気になるのは機内食!LCCでは機内食は有料なので、密かに楽しみにしていました。

その日はじゃがいもとお肉の料理かパスタかを選択可能とのことで、筆者はじゃがいもとお肉の料理の方を選択。ベジタリアンの方や特別な要望のある方は、出発の24時間前までにネット上で予約をするか、予約センターへ問い合わせするのがよいでしょう。

メイン料理はじゃがいももお肉もやわらかく、味もおいしかったです。お肉は角切りで一つ一つが大きく、食べごたえがありました。飲み物の種類も豊富で、ワインやビールなどのアルコール、炭酸飲料にフルーツジュース、お茶やカルピス、ホットドリンクなどいろいろありすぎて迷ってしまいます。ちょうど食べ終わるくらいの時間に、烏龍茶やコーヒーの提供もありました。
機内食の後にスナックや飲み物のサービス

機内食の後にはスナックや飲み物のサービスもありました。機内エンターテインメントを楽しみ、機内食を食べ、スナックを食べていると約4時間の移動もあっという間です。
エバー航空は台湾の航空会社なので、なんとなく機内にも台湾のほんわかした雰囲気が漂っているように感じ、居心地がよかったです。当然チケットは往復で買っているため、次に台湾から日本へ移動する際に再びエバー航空に搭乗するのが楽しみです。
[All Photos by Yui Imai & shutterstock.com]

Yui Imai ライター
語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。
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