第10位：ふわふわお豆腐スイーツ「豆花」

台湾の伝統スイーツともいえる「豆花（ドウフア）」。お豆腐よりもふるっとやわらかく、甘いシロップや豆乳をかけていただきます。やさしい甘さの豆花は、食後や小腹がすいたときにぴったり。お好みのトッピングといっしょに、ぜひ味わっていただきたいスイーツです。

台北で豆花をいただけるお店はとにかくたくさんありますが、その中でも台北MRT東門駅近くの「白水豆花（バイスイドウフア）」はイチオシのお店。素材にこだわった、上品な豆花がいただけます。

第9位：台湾では手ごろ価格で楽しめる「北京ダック」

実は台湾では、北京ダックが日本よりも格安で味わえるのです。クレープ生地にタレをぬり、お肉とネギを包んでパクっといただけば、旨味がじゅわ～っと口の中で広がります。なんとも贅沢なひととき。

おすすめ店のひとつが、台北MRT南京復興駅近くの「聚馥園（ジューフーユエン）」です。少人数で食べきるのは難しい量ですが、数名での台湾旅行を計画しているなら、ぜひ予約を検討してみてはいかがでしょうか。

第8位：牛肉がゴロゴロ入った「牛肉麵」

牛肉がごろごろ入った麺料理「牛肉麵」は、台湾を代表するグルメのひとつ。お店によってスープや牛肉の味が大きく異なり、食べ比べが楽しいです。

台北で食べ歩いた中でも強く印象に残っているお店が、台北MRT台北101／世貿駅近くの「穆記牛肉麵（ムージーニウロウミエン）」です。おすすめメニューは「紅燒半筋半肉牛肉麵」。濃厚で深みのあるスープにもちもちの麺、そしてほろっととろけるようなやわらかさの牛肉がたっぷり入っています。

第7位：もちもち食感がおいしい「ネギ餅」

食べ歩きにぴったりなスナックのひとつが、もちもち食感がおいしいネギ餅「蔥抓餅（ツォンジュアビン）」です。お好み焼きのような見た目の生地に、卵やチーズ、台湾バジルなどのトッピングを挟んで焼いてくれます。

中でもおすすめのお店が、台北・公館夜市にある「雄記葱抓餅（ションジーツォンジュアビン）」です。ここのネギ餅は、ほかの店に比べて油っぽさをあまり感じず、熱々でボリュームがありながらも一人でぺろりといただけてしまいます。

第6位：巨大フライドチキン「大雞排（ダージーパイ）」

顔よりも大きい巨大フライドチキン「大雞排（ダージーパイ）」は、お肉好きな人には見逃せないボリュームたっぷりグルメです。サクッとスパイシーな衣に包まれた揚げたてのフライドチキンは、ジューシーでたまらないおいしさ。

おすすめ店のひとつが、台北・士林夜市の人気屋台「維縈家鄉碳烤雞排（ウェイインジアシャンタンカオジーパイ）」です。秘伝のタレに漬け込んだ大雞排を油で揚げ、さらに炭焼きして提供してくれます。熱々でジューシーな鶏肉は肉汁がたっぷり、お肉には甘辛いタレがしっかりとしみこんでいてパクパクと食べすすめちゃいます。

第5位：ピリッと感がたまらない「胡椒餅」

胡椒餅とは、小麦粉の生地で肉餡を包み、窯に貼り付けて焼かれた食べ物です。パクっと頬張れば、外側パリッと中はもちっとした生地の食感、そして胡椒がピリッときいた肉餡の旨味が肉汁とともに口の中でじゅわ～っと広がります。

おすすめ店のひとつが、台北・饒河街觀光夜市（ラオフージエグアングアンイエシー）の入り口を入ってすぐの場所にある「福州世祖胡椒餅（フージョウシーズーフージャオビン）」です。ジューシーな豚肉餡がたっぷりで、食べ応えがあります。

第4位：日本ではなかなか味わえない「ガチョウ肉」

これは日本ではなかなか味わえないおいしさだなと思うのが、ガチョウ肉。身がぎゅっと詰まっていて、旨味たっぷりです。

おすすめ店は、台北MRT行天宮駅近くにある「阿城鵝肉（アーチェンアーロウ）」です。スモークされたガチョウ肉のほどよい塩気とさっぱりとした千切り生姜のハーモニーが絶妙。ご飯もガチョウ肉の油がかかった鵝油拌飯をチョイスすれば、ひとくち、またひとくちと止まらなくなっちゃいます。

第3位：おぼろ豆腐のようなやさしい味わい「鹹豆漿」

おぼろ豆腐のようなほろっとした食感が特徴の、塩気のある豆乳「鹹豆漿（シエンドウジャン）」は、台湾の定番朝ごはんとして人気です。油條（ヨウティャオ）と呼ばれる揚げパンをカットしたものやネギ、桜エビやザーサイが入っていることが多く、満足感がありつつも豆乳なのでやさしい味わいです。

鹹豆漿なら、台北MRT中正紀念堂駅近くにある「鼎元豆漿（ディンユエンドウジャン）」がおすすめ！　台湾の伝統的な朝ごはんが味わえる人気店で、鹹豆漿以外にも豆乳や燒餅（焼パン）、蛋餅（玉子クレープ）、飯糰（おにぎり）、小籠包など、メニューが豊富です。

第2位：高級マンゴーを堪能「マンゴーかき氷」

夏の台湾でぜひ食べたいスイーツといえば、やっぱりマンゴーかき氷。かき氷の氷自体も、ミルク味やマンゴー味の氷をふわふわに削ったもの、氷をざっくり削って黒糖シロップをかけたものなど、お店によっていろいろです。

おすすめ店のひとつが、台北MRT雙連駅のすぐ近くにある「冰讃（ビンザン）」です。人気ナンバー1は「芒果雪花冰（マングォシュエホアビン）」で、ふわふわのミルク氷のうえに切りたてマンゴーをたっぷりのせ、さらに練乳をさ～っとかけて提供してくれます。日本では高級品のマンゴーを思う存分堪能できる、贅沢な一品です。

第1位：王道はやはりコレ「小籠包」

台湾王道グルメといえば、やはり小籠包。セイロの中にきれいに並んだ小籠包をレンゲにのせ、皮を少し破れば肉汁がじゅわ～。スープを味わってからパクっとひとくちで頬張る瞬間は、まさに至福のひととき。

台北市内にはたくさんの小籠包店があるものの、一度は足を運んでみたい名店が「鼎泰豊（ディンタイフォン）」。皮が薄くて肉汁たっぷり、上品な味わいです。海老チャーハンもおすすめ。台北市内にいくつか店舗がありますが、台北101の中にある店舗は観光の合間に立ち寄りやすくて便利です。

筆者が厳選した台北で食べるべきグルメTOP10を紹介しました。本当はほかにも、おすすめのグルメがたくさんあるのですが、これはぜひ台湾で食べてほしいと思うものを厳選しています。ぜひ、台湾旅行の際は食べ歩きを思う存分楽しんでくださいね！

[All photos by Yui Imai]
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Yui Imai

Yui Imai ライター

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。