海外旅行で心配なことの1つが、現金の管理。2018年2月にJCBで行われた調査でも、海外旅行での現金の持ち歩きは怖いという人が約7割という結果が出ています。そこで今回は、海外で現金を守る方法をご紹介します。
インナーポケット付きの服に隠す
旅先での定番の現金保管場所とされているウエストポーチ。ですが、実はスリの多い地域では、真っ先に狙われるものなのです。
そこでおすすめしたいのが、シャツやベスト、下着などのインナーポケットに現金を隠す方法です。体に触れないと取れない場所に隠しておけば、夜行列車などでの移動時にも安心ですね。
ダミーの財布を用意する
スリが頻繁に起こる地域では、ダミーの財布を持っていると役に立つことがあります。
財布の中に期限切れのクレジットカードや使わないポイントカードなどを入れておけば、たとえ声をかけられて財布を渡さなくてはならない場面に出くわしても、偽物の財布だと気づかれにくくなります。
全財産を持ち歩かない
クレジットカードやデビッドカードを利用して、銀行やATMでその日使う分だけ引き出すのも1つの方法です。たとえスリに遭っても被害が少なく済みますよ。
出発前にカード類やパスポートの写真を撮っておく
旅行前にクレジットカードやデビッドカード、パスポートの写真を撮って、インターネット上のメールボックス等に保存しておけば、たとえすべて盗まれることがあっても、その後の対応に必要な情報を確認することができます。
現金の引き出しは銀行内のATMを使う
旅行先によっては、観光地にあるATMが不正に改ざんされているということも。銀行内のATMを使えば、そういった危険を避けることができますよ。
大きな買い物はカードで支払う
旅行先で大きな買い物をする時は、クレジットカードの使用がおすすめです。万が一購入したものが盗まれても、カード会社の補償が下りることがあります。
宿泊先のロッカーを活用する
ホステルなどの宿泊先では、現金はロッカーなど鍵のかかる場所に保管してから出かけるようにすると安心です。ロッカーが無い場合は、ベッドのマットレスの下など、スタッフの人が見ないような場所に隠しておくと良いですよ。
到着前にタクシーの料金を確認する
タクシーの料金を知っておくことも、貴重な現金を守る方法の1つ。TaxiFareFinderなどのサイトを利用して、あらかじめ料金を調べておけば、ぼったくり被害にも遭いにくくなりますね。
プリペイドカードを持って行く
クレジットカードの代わりにプリペイドカードを持って行くのも有効です。もし財布が盗まれたとしても、チャージしておいた金額の範囲内でしか使用できないので、大金を使われる心配はありません。
空港内のセキュリティに注意する
可能性は低いですが、空港内での盗みも起こりうることです。空港での荷物検査の時は、セキュリティゲートを通る直前に荷物をコンベアに置くようにしましょう。こうすることで荷物が出てくるのをゲートの先で待つことができるので、盗難を防ぐことができます。
いかがでしたか?せっかくの海外旅行、セキュリティを万全にしつつ、存分に楽しんでくださいね。
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