
雨模様が気になる、梅雨の時期になりました。毎朝傘を持つか持たないか悩みますね。折りたたみ傘を会社のロッカーに入れてあっても、今日は取引先に直行という場合もあります。
そこでみんなの傘に対する意識はどうなのか、株式会社プラネットが2018年4月9日〜4月20日間の20-70代男女モニター3,600人に聞いた傘に関する意識調査結果を紹介します。
降水確率何パーセントで傘を持って出かける?

天気予報で予想する降水確率。判断するのが悩ましい、微妙なパーセンテージがあります。みんなは何パーセントで傘を携帯するのでしょうか。
傘を持って出かける降水確率
第1位 50%以上 38.7%
第2位 30%以上 18.9%
第3位 降水量に関わらず常に携帯 14.6%
「降水確率50%以上」が第1位で、全体の4割近くが傘を携帯する判断を下しています。

(C) PR TIMES
傘好きは男女どちら
では傘を携帯するのは、男女別ではどちらが多いのでしょう。突然の雨に備えいつでも持ち歩いている人は、女性は9.0%、男性は18.3%と女性の2倍でした。男性の方が備えあれば憂いなしと、慎重なようです。
また、男女共年代が上がるにつれ、傘携帯率が高くなる傾向が見られました。人生経験が多くなるとあらゆる場合を想定するのと、「雨に濡れて風邪をひきたくない」という気持ちがあるかもしれません。
常に傘を持ち歩く職業は

降水量に関わらず、傘携帯率の高い職業
第1位 公務員 23.9%
第2位 自由業 22.4%
第3位 会社員 20.9%
第1位は、「公務員」でした。公務員は日本の公務を行うため、きちんと見える服装が求められるためかもしれません。上司や同僚の手前、雨に濡れてヨレヨレという状況は避けたいのでしょう。
第2位は、「自由業」。意外な気もしますが、自由業は自分自身が会社。雨に濡れて風邪でもひいては生活に関わるということで、気をつけているのかもしれませんね。
第3位は、「会社員」。営業職は外出が多いためでしょう。取引先にずぶ濡れで行くわけにはいきませんね。会社員でも、「会社役員・経営者」になると傘携帯率は下がります。理由としては、取引先が訪ねてくる、移動は専用車になるなどが考えられるでしょう。

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日本人は世界一の傘好き
2014年7月ウェザーニューズの「世界傘事情調査」(38,603人回答)によると、「日本人は世界一傘好き」の国民。
世界35ヵ国で年間降水日数は第13位(100日程度)なのに、傘の所持数平均は3.3本で世界一多いのです。理由としては、「石橋を叩いて渡る日本人の慎重性」、「傘の品質が良いため、壊れない」などが考えられます。筆者の住むニューヨークは、「傘携帯が面倒臭い」、「ビル風に煽られて、傘はすぐ壊れる(品質が劣る)」、「濡れても死なない(?)」と考えており、傘携帯率は低いです。

(C)ウェザーニューズ
よく使う傘のタイプ

よく使う傘のタイプ
第1位 長傘 75.7%(女性が多い傾向)
第2位 折りたたみ傘 58.2%(男性が多い傾向)
第3位 ビニール傘 33.2%(男性が多い傾向)
圧倒的人気は「長傘」。雨の日は、濡れないようしっかりした長傘を持つと決めている人が多いようです。ただし、電車の中で手すりなどに引っ掛けておくと、忘れやすいので注意。筆者はそれで何度かなくしており、現在は座っても手すりにかけず手に持つようにしています。第2位は、自由業や会社員の好む、「折りたたみ傘」。第3位の「ビニール傘」は、意外にも「会社役員・経営者」に好まれています。車移動の機会が多く、雨の中歩き回る機会が少ないためかもしれません。

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傘選びのポイント
傘選びのポイント
第1位 価格 59.3%(男性が多い傾向)
第2位 傘の大きさ 52.6%(男性が多い傾向)
第3位 軽さ 25.4%(女性が多い傾向)
女性の傘選びは、ファッション性にこだわる

男女別で見てみると、第1位、第2位は男性と同様ですが、女性の傘選びのポイント第3位は、「デザインやカラー」でファッション性が高いもの。持って歩く傘は、素敵なものを持ちたいと思うのが女心。
男性の傘選びのポイントは、機能性

男性は、「傘の大きさ」、「耐風性、丈夫さ」がポイント。傘本来の役目を果たしてくれれば、ファッション性にはこだわらないようです。
理想の傘ってどんな傘

みんなが求める理想の傘とは
● とにかく軽くて丈夫な傘
● 強い風でも壊れない傘
● 超軽量で台風並みの風にも耐えられる
● 軽くて丈夫でたたむとコンパクトだが広げると大きくて持ちやすく 、はっ水性が高い傘
● ワンタッチで開きワンタッチで折りたためる傘
● 一振りで水滴がなくなる傘
● 安い傘。10分くらい持てばいいので、30円ぐらいにならないか
● 夏は傘の骨組みから冷風が、冬は温風が出る傘があればほしい
● 雨の日が楽しくなるような明るい色の傘
● 雨量によってカラーが変わる傘
● 手で持たなくてもいい傘、たとえばドローン傘。 頭の上に滞留してぬれないように付いてきてくれる
● 盗まれない傘
● 自分以外の人が手にすると大音量でブザーが鳴る傘
傘に関する意識調査 プラネットの「あなたが欲しい理想の傘」より
自由回答で「あなたが欲しい理想の傘」の回答で多かったのは「軽くて丈夫な傘」、強い風でも「壊れない傘」。またユニークなところでは「手で持たなくてもいい傘」や「自分以外の人が手にすると大音量でブザーが鳴る傘」。あらゆる技術が進歩している現在では、 近々出現しそうな気がしますね。
梅雨時は服や靴が濡れる、じめじめして鬱陶しいなど憂鬱なものですが、「理想の傘」などを考えてみると、雨の日も楽しくなるかもしれませんよ。
[<傘に関する意識調査>降水確率にかかわらず常に「傘」を持ち歩く男性は女性の2倍]
[日本人は傘をどう使っている?世界の人と比較した“世界の傘事情調査”結果発表日本は年間降水日数世界ランク13位でも、傘の所持数世界1位]
[Photo by shutterstock]

sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファー同居人氏とNY在住。
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