実は、トルコには猫がいっぱい。街を歩けば、いたるところに猫、猫、猫。猫に出会わない日はないと言ってもいいほど。
「歩けば猫に当たる」と言っても過言ではないトルコの猫ちゃんたちを沢山撮ってきましたので、紹介します。
トルコでは猫は大切な存在
トルコの人口の約90%はイスラム教徒と言われています。イスラム教の開祖、ムハンマドが大変な猫好きだったと言われていて、その影響でイスラム教徒にとって猫は大切な存在なのだとか。
そのため、どこに行っても出会う猫が自由に過ごしていて、町の人たちから餌や飲み物をもらい、のんびり過ごしているようでした。
写真の子は、食事を取っている男性の横からずっと離れずに座っていました。ご飯が欲しいのかしら?
みんなに愛されるイスタンブールの都会猫たち
トルコの猫と言えばイスタンブール。地域ぐるみで猫や犬の面倒を見ているとかで、「自分たちもイスタンブールの住人」と言った顔で過ごしています。
とにかく、どんな場所でも猫は堂々と寝ています(笑)。きっと安心しているんでしょうね。
歩けば猫が落ちている・・・と言うくらい、道の真ん中で寝ていることも。人間に踏まれたりしないのかしら?
暑いのでしょうか、畑の中で涼しげに寝ています。土にまみれるのとかきっと関係ないのでしょう。
こちらはお店の前にある箱の中でスヤスヤ。この箱にはおそらく売り物のおもちゃが入っています(笑)。
カフェの椅子の上を陣取っています!お客さん、ここはダメですよ!なんていう人は誰もいません。
でも、一度目を覚ませば、キュルルンとした瞳を輝かせてくれる猫。人間たちを魅了します。
カメラ慣れしている子も多くて、レンズを向けるとポーズを決めてくれるんですよ。まるでモデルみたい!
リゾート地で自由気ままに過ごす猫たち
イスタンブールの地域猫が有名ですが、都心から離れたリゾート地にも猫は沢山います。どの子たちも自由気まま。の〜んびり過ごしている姿が印象的でした。
この子猫ちゃんたちは、ホテルで世話をしてもらっているのだとか。2枚目はよく見ると、右側にお母さんが子猫を見つめています。
歴史的な場所で堂々と過ごす猫
歴史的な建築物が数多くあるトルコ。イスタンブールには、オリエント急行の終着駅「スィルケジ駅」が残されています。この駅の中でも猫に出会いました。
写真を撮ろうとしたら、ゴロンと寝っ転がった彼女は、よく見るとお母さんのようです。でも、残念ながら子猫たちには出会えませんでした。彼女もとても人懐っこい。
そして、この駅の中にあるミュージアムで素敵な猫に出会ったのです。
堂々とテーブルの上に寝ています。トルコ語の名前は忘れてしまいましたが、甘いお菓子の名前がついている猫でした。このミュージアムの人がお世話をしているようで、常連さんにはおなじみの猫のようでした。
こんなに近づいても、起きません(笑)! お客さんが優しく撫でても、微動だにせず、寝続けていました。きっと彼女(彼)にとっては、ここは安心できる場所なのでしょうね。
町ぐるみで大事にされているトルコの猫たち
トルコでは本当に沢山の猫に出会いました。こんなところにも?あんなところにも?と言う具合に猫がいるんです。猫以外にも犬もたくさんいて、彼らも住人にお世話をされて、過ごしているようでした。
トルコに行ったら、沢山の猫に出会ってみてくださいね。
[All Photos by Kaori Simon]