日本の都道府県にはさまざまな見どころがあります。全国各地、繰り返し行くチャンスは少ないと考えると、できれば必見のエリアを効率よく周りたいはず。
そこで今回はTABIZINE5周年を記念して、TABIZINEで執筆する旅慣れたライターたち22人に、各都道府県の主要観光地一覧を提示し、その中からTOP5を選んでもらいました。その結果を独自のシステムで採点し、集計して独自ランキングを作成してみましたので、ぜひともチェックしてみてください。今回は山梨編です。
第5位・・・青木ヶ原樹海と鳴沢氷穴(24.3ポイント)
最初は青木ヶ原樹海と鳴沢氷穴がランクインしました。ライター陣に配布したアンケート調査票には別々の選択肢として記載されていましたが、両方を同一の場所として評価する声もあり、集計時には1つにまとめました。
「どこまでも続く樹海は、怖いけどつい足を踏み入れたくなる不思議な力があります。ぽっかりと口を開ける氷穴内は、冒険心をくすぐり、ひんやりとしています」(わたなべたい)
などと、青木ヶ原樹海と鳴沢氷穴を推す声がありました。コメントにもあるように、確かに樹海はちょっと怖い印象があると思いますが、必見の観光地ですね。
第4位・・・河口湖(27.3ポイント)
河口湖が第4位にランクインしました。河口湖とは富士五湖の1つで、富士箱根伊豆国立公園に属し、湖周辺にもさまざまな観光施設があるレジャースポットになっています。
「ラベンダーの時期が素敵」(sweetsholic)
など、同地をNo.1に推す声もありました。筆者としては、河口湖畔にあるかちかち山ロープウエイに乗り、河口湖天上山公園から眺める河口湖と富士山の眺めが好きです。河口湖に訪れたら、ぜひとも登ってみてくださいね。
第3位・・・富士登山(33ポイント)
日本一の山、富士山の登山がランクインしました。
「遠くからは優美に見える富士山が、近くで見ると荒々しい。頂上は意外と俗っぽいところも含め、登ると価値観が変わります」(鳴海 汐)
「一生ものの思い出になります。私が登ったときは運良く天気も快晴で、頂上から眺めるご来光は心に響くものがありました」(Yoko Nixon)
などといったコメントと共に、富士登山をNo.1に推す声は多かったです。日本一の山に登頂したという思い出はやはり誇りになりますから、未登山の人は人生のどこかでチャレンジしたいですね。
第2位・・・富士急ハイランド(39.3ポイント)
(C)富士急行株式会社/株式会社富士急ハイランド
第4位の河口湖にも近い遊園地、富士急ハイランドがランクインしました。ギネス世界記録を保有するアトラクションが目白押しで、楽しい遊園地ですよね。
など、富士急ハイランドを山梨県No.1スポットとして推す声もありました。コメントにもある世界最長お化け屋敷は、巧妙に人の心理を揺さぶってくる恐ろしいアトラクション。簡単に理性が崩壊します。
筆者はライターになる前にテレビ業界で働いていたため、何度もロケーション撮影に訪れました。その経験から言うと、敷地内のオフィシャルホテルから眺める富士山の眺めが、実は意外に一番感動的だったりしました。
第1位・・・清里高原(46.5ポイント)
山梨県の観光スポットとして第1位に選ばれた場所は、清里高原でした。清里高原とは山梨県と長野県の県境近く、八ヶ岳中信高原国定公園にも含まれる八ヶ岳の南麓に広がる観光地ですね。高原内には萌木の村、まきば公園、増富の湯、清泉寮など見どころが数多く点在し、さまざまな楽しみ方ができるようになっています。
「清泉寮のソフトクリームが絶品です!」(西門香央里)
などのコメントとともに、ライター陣から県内No.2、No.3、No.4のスポットとして評価され、細かくポイントを稼ぎNo.1に輝いた観光地になります。逆に清里高原を山梨県No.1として推したライターが1人も存在しなかった、珍しい第1位になります。
そう考えると、目の覚めるような突出した何かを楽しみに出かける聖地というよりも、万人受けする定番の観光地と言えるかもしれませんね。
以上、プロの旅ライターが選ぶ山梨県の観光地を紹介しましたが、いかがでしたか? 他には南アルプス市などで楽しむフルーツ体験を推す声も多くありました。中央高地に位置し、果樹栽培が盛んな山梨県特有のレジャーですね。
忍野八海、勝沼のワイナリー巡りなどを推す声も目立ちます。山梨は甲府のにぎわいも楽しいですし、秩父多摩甲斐国立公園にも指定される昇仙峡も美しいです。見どころが尽きない場所ですから、繰り返し足を運んでみてくださいね。
1位の清里高原についてくわしくは、『清里の絶景ドライブコース!入場無料のおすすめ7観光スポットをめぐる』『【清里のお土産】自分も欲しくなる、贈って喜ばれたおすすめ土産8選』でチェックを!
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●調査内容:47都道府県のおすすめ観光地
●調査実施期間: 2018年7月18日~2018年7月31日
●調査人数:22名(男性:4名 女性:18名)
●調査対象:TABIZINEにて記事を執筆するトラベルライター