日本の都道府県にはさまざまな見どころがあります。全国各地、繰り返し行くチャンスは少ないと考えると、できれば必見のエリアを効率よく周りたいはず。
そこで今回はTABIZINE5周年を記念して、TABIZINEで執筆する旅慣れたライターたち22人に、各都道府県の主要観光地一覧を提示し、その中からTOP5を選んでもらいました。その結果を独自のシステムで採点し、集計して独自ランキングを作成してみましたので、ぜひともチェックしてみてください。今回は長野編です。
第5位・・・旧軽井沢の別荘地散策(15.3ポイント)
最初は旧軽井沢の別荘地散策が選ばれました。旧軽井沢に別荘を持てればいいのですが、別荘地を散策するだけでも、なんだか気持ち良くなっていきますよね。
といったコメントとともに、別荘地エリアを推す声もありました。筆者も個人的に中学生のころ、通っていた塾の塾長が軽井沢に別荘を保有していて、勉強合宿で宿泊し、庭でパターゴルフなどを楽しんだ思い出があります。白樺の緑や朝の冷涼な空気が今でも鮮明に思い出されます。
第3位・・・上高地と善光寺(各18ポイント)
第3位は同率で上高地と善光寺が選ばれました。上高地は富山県と長野県の県境近くにある山岳観光地で、中部山岳国立公園の一部にも含まれています。
というコメントと共に、上高地を長野県NO.1の観光地に推す声もありました。
一方の善光寺は長野市の市街地にある観光地。門前町は大きく発展していて、一帯はとてもいい雰囲気ですよね。
「お寺が巨大でインパクトがありました。お戒壇巡りは本当に真っ暗闇で驚きです。善光寺資料館の展示物も見ごたえがありました」(あやみ)
といった感じで、善光寺を高く評価する声はたくさん。県庁所在地の長野市にある全国区の知名度を誇る観光地ですから、必見のスポットと言えそうですね。
第2位・・・旧軽井沢銀座(18.6ポイント)
(C)Masayoshi Sakamoto
第5位には軽井沢の別荘地が挙げられていましたが、軽井沢の宿場町時代の面影を残すメインストリート、旧軽井沢銀座が2位にランクインしました。TABIZINEでも過去にジョン・レノンが愛した旧軽井沢銀座のパン屋さんなどを紹介しましたね。
といった感じで、旧軽井沢銀座を推す声は多かったです。軽井沢の中心地ですから、軽井沢旅行ではとりあえず足を運びたいエリア。
第1位に行く前に・・・番外編
長野でも番外編を紹介します。番外編とは、他の誰もが評価しない中で、特定のライターが1人でも最高評価を与えていた観光地があれば、紹介するコーナーになります。長野の番外編スポットは碌山美術館と金峰渓谷、さらに渋沢温泉。
碌山美術館
(C)長野県観光機構
碌山美術館は安曇野にある美術館で、荻原守衛の作品を永久保存・公開する美術館ですね。
といったコメントとともに、同美術館を長野県No.1として推す声がありました。
金峰渓谷
(C)長野県観光機構
(C)Aya Yamaguchi
一方で金峰渓谷は南佐久にある景勝地ですね。
と、同地を長野県No.1と評価する声もありました。金峰渓谷の清流は本当にエメラルドのような色をしていると聞きます。機会があれば訪れたい穴場スポットと言えそうですね。
渋沢温泉
渋沢温泉は、現在すでに閉館してしまった一軒宿。長野県の上田市にあった名湯です。筆者も群馬県の嬬恋村に住んでいたころは、近所だったために何度か足を運びました。残念ですね。
第1位・・・戸隠神社(30ポイント)
長野県でNo.1に選ばれた観光地は、戸隠神社でした。長野県北部の霊山・戸隠山のふもとに位置し、2000年近い歴史を誇る日本屈指のパワースポット。とにかく自然豊かなエリアにあり、樹齢400年の熊杉の並木道が500mほど続く奥社参道も見どころの1つです。
「年齢を言わないと買えないおみくじの文章が素晴らしいです。とても心に響いて、これだけはずっと取ってあります」(鳴海 汐)
などといったコメントと共に、同地を評価する声はたくさんありました。アクセスは北陸新幹線の停車駅、長野駅から路線バスが出ています。一度、足を運んでみてくださいね。
以上、プロの旅ライターが選ぶ長野県の観光地TOP5を紹介しましたがいかがでしたか。長野県は他にも白馬、蓼科高原、乗鞍高原、松本城、小布施、諏訪湖など観光地がめじろ押し。上述のランクインした観光地を中心に、あれこれ巡ってみてくださいね。
記事で紹介したスポットについてくわしくは、過去記事『【日帰り一人旅も】行くだけでパワーアップできる、長野・戸隠神社五社めぐり』『エメラルド色に輝く川をもとめて信州へ。長野の金峰渓谷が隠された宝石のよう』『【軽井沢】ジョンレノンも愛したパン屋さん「フランスベーカリー」でお土産を』などもぜひチェックしてくださいね。
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●調査内容:47都道府県のおすすめ観光地
●調査実施期間: 2018年7月18日~2018年7月31日
●調査人数:22名(男性:4名 女性:18名)
●調査対象:TABIZINEにて記事を執筆するトラベルライター