ふわふわと春の気配。春はいつも何か新しいことが起こります。私たちが期待する「新しいこと」とは、モノではなくて「自然とのふれあい」や「人との縁やつながり」かもしれませんね。
最近新しい出会いがありますか。この春に現在の日常とは違う何かを求めているなら、「ご縁の国しまね」の島根県へ旅すると、探していたものが見つかるかもしれませんよ。
神々の気配を感じる地
出雲大社をはじめ、神々にゆかりの深い場所がいたるところに残る島根県。日本最古の歴史書「古事記」には、八岐大蛇(やまたのおろち)退治伝説やオオクニヌシの国つくりといった出雲を舞台とする神話が記されています。心が揺れ動く春には、神様の存在が心強く感じるかもしれませんね。
私たち、最近縁遠くない?
女子友と遊んだり、旅に出たり。孤独は感じないけれど、「私たち最近縁遠くない?」。思えば、彼氏いない歴って何年になるかしら?そんなあなたは「ご縁の国しまね」に行く価値ありかも。
ご縁を結ぶパワースポット
「ご縁の国しまね」と名乗るように、島根県には多くのご縁を結ぶパワースポットがあります。
こんな恋をしてみたい 浮布池(うきぬののいけ)伝説
池には恋にまつわる伝説があります。
池のほとりに住んでいた美しい姫に心を惹かれたのは、池の主である大蛇でした。姫に逢いたさに大蛇は青年の姿に変身し、偶然を装って池のほとりで姫を待ちました。何度か出会ううちに、二人は自然に恋に落ちました。ある日、弓の名手が大蛇と一緒にいる姫を見かけました。姫以外には青年ではなく、大蛇にしか見えません。姫を助け出そうと弓を引いて大蛇に命中させたところ、大蛇は苦しみながら池の底へ消えていきました。たとえ大蛇であっても恋しい相手には変わらないと、姫も大蛇(青年)の後を追って池に身を沈めたと言われます。姫が身を投げた7月15日には、毎年池の鳥居から邇幣姫神社にかけ輝く白い波の道が立ち、姫のもとへ大蛇である青年が逢いに来る道のようにも見え、身を投げた姫の着物が湖面を漂っている姿にも見えるそうです。
なんともロマンティックな伝説ですね。一生に一度は、これほど誰かに焦がれたいものです。恋愛モードが高まりそうなスポットですね。
出雲大社
島根県の子供は、小さな頃から神様に親しんでいるようですね。お参りの前に、きちんとお辞儀ができました。
いわずと知れた、縁結びの最強スポット出雲大社。お祀りされている大国主大神様は、恋愛だけでなくさまざまな良縁を結んでくださる神様。しっかり拝んで、あなたの人生に良い縁を結びたいものです。
太皷谷稲成神社
日本五大稲荷神社の中で唯一「稲成」と表記され、「成」にはお願いごとがよく叶うようにと意味が込められている太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)。約1,000本もの真っ赤な鳥居のトンネルは壮観。263段もの階段を登りますが、大願成就のために頑張りましょう!
もっともっと縁が強くなりますように
恋人やパートナーがいるあなたは、二人の縁がもっと強くなるようにお願いしましょう。
心に焼きつく旅がしたい
西日本最大級の湖上花火大会で、約1時間に1万発もの花火が上がります。忘れられない夏の思い出になりそうですね。
ただいま島根
ひとり暮らしでただいまをいうことが少なくなった今、島根には「ただいま」といいたくなる穏やかさがあります。美肌温泉の玉造温泉、日本三大美人の湯と謳われる湯の川温泉があり、美人になる縁も結べますよ。
記事掲載写真はすべて、「ご縁の国しまね」のインスタグラムフォトコンテスト2018の入賞作品です。あなたも島根県で素敵な写真を撮ってくださいね。
参考
[浮布池(うきぬののいけ)【三瓶町池田】おおだ定住促進協議会]
[浮布池伝説 ファーム浮布]
[「ご縁の国しまね」のインスタグラム https://www.instagram.com/shimane.goen/]
[All Photos by 「ご縁の国しまね」フォトコンテストの入賞作品が決定! 島根県]
sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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