「スタバ」より人気!【カナダ】ケベックシティ地元民おすすめカフェ3選

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Apr 10th, 2019

カナダの中でもフランス語が公用語で、フランス文化が色濃く残るケベックシティ。そんなケベックシティに在住する日本人ガイドの方や、同地の観光に携わるケベコワ(ケベック人)に、おすすめのカフェを教えてもらいました。その中からおすすめ3軒を現地ルポ。

 

カナダの中でもフランス語が公用語で、フランス文化が色濃く残るケベックシティ。1985年には旧市街地が世界文化遺産に登録され、世界的な旅行誌『Travel + Leisure』の(2017年版)読者調査でも、カナダで最も素晴らしい観光地ランキング1位に、2年連続で輝いた実績がある場所です。

そんなケベックシティに在住する日本人ガイドの方や、同地の観光に携わるケベコワ(ケベック人)に、おすすめのカフェを教えてもらいました。その中から実際に行ってみて「素敵だな」、「地元に住んでいたら通いたいな」と思うカフェをチョイスしてみましたので、観光でカナダ東部に訪れたときにはぜひとも足を運んでみてくださいね。

CAFÉ LA MAISON SMITH

最初はケベックシティで「スターバックスよりも人気がある」と評判の、観光客も安心して入れるカフェを紹介します。その名も『CAFÉ LA MAISON SMITH』。ケベックシティの中心部と、町に沿って流れる大河、セントローセンス川に浮かぶオルレアン島に全6店舗を構える地元のカフェですね。

カフェ文化が盛んな世界の町では、スターバックスも居心地悪そうに展開しているケースがほとんどですが、ケベックシティも同じです。筆者は雪が降りしきる冬の時期に、ケベックシティでも旧市街地のロウア―タウンにあるPalace  Royal店に行ってみました。

店員さんによれば春夏はお店の前に席を出して、太陽を感じながら気持ちよくカフェタイムが楽しめるのだとか。地元でガイド業務を営む高橋浩也さんによると、夏はアイスクリームやジェラートを求めて列もできるとの話。

また、言うまでもなく観光客には、筆者も訪れたPalace Royal店がベストだと店員さんが太鼓判を押してくれます。その理由は、同店の立地。

大西洋を6カ月かけて帆船で渡ってきたフランス人が、海からセントローレンス川に入り、川幅の狭くなる場所に町を作ったところからケベックシティの歴史が始まります。まさにその発祥の地である広場に面して商いを営むPalace Royal店は、町歩きの途中に立ち寄りたいカフェの筆頭なのですね。

Wi-Fiも使えますし、毎日定休日なく、朝7時から夜9時まで開いています。その意味でも観光客にうれしいカフェですね。

Café La Maison Smith Place Royale店

23 rue Notre Dame,City of Quebec, QC G1K 4E9

 

Café Castelo Maguire

次は新市街にあるカフェを紹介します。旧市街地からは少し遠いですが、グランダレ通りを戦場公園沿いに西に進み、ケベック美術館も越えてさらに行くと、マグワイア通りというオシャレなショップが建ち並ぶエリアがあります。その通りに軒を連ねる素敵なカフェが『Café Castelo Maguire』。

1996年に焙煎所として開業後、いわゆるグルメコーヒーの普及に努め、今ではパートナー企業を通して100人以上を雇用する企業に成長した『Café Castelo』です。そのパートナー企業の1つが出店するカフェになります。

グルメコーヒーとはサードウェーブ(第3の波)コーヒーとも言われる新たなコーヒーで、最高級・最高品質の新鮮な豆を、小ロットで焙煎して楽しむスタイル。まさに『Café Castelo』も、その年に収穫された最高の豆を、最大限の注意を払って管理し、毎日ローストして、パートナー企業に配給しています。その豆を出してカフェを営むお店が『Café Castelo Maguire』です。

自宅のインターネットシステムが不調で、仕事を持ち込んだという常連さんに声をかけると、彼女はそれこそ毎日同店に足を運んでいるとの話。

同じ『Café Castelo』のパートナー店として、ケベックシティの新市街でも、旧市街に近いカルティエ通りにも別の店舗があると言います。それでも、開放的でテラス席もあるマグワイア店の方が、断然に素晴らしいという声もお客さんの中にありました。

周囲には地元民御用達の名店も多いですから、ケベックシティでローカル気分を楽しみたいなら、同エリアは確実に散策しておきたいですね。
 

Café Castelo Maguire

1298 Maguire Street,Sillery, QC G1T 1Z3

 

Bagel MAGUIRE cafe

せっかくマグワイア通りに足を運んだら、もう一軒訪れておきたい地元民御用達のカフェがあります。同じケベック州にあるベーグルの本場モントリオールのベーグルを、ケベックシティでも食べさせてくれる飲食店ですね。

同店は当初、ケベックシティの旧市街でオープンを考えていたそうです。しかし、本物の木を燃やして、その熱でベーグルを焼くモントリオール式(モントリオールはケベックシティと同じケベック州の大都市)の経営スタイルに、市の側が「歴史的なエリアにまきのオーブンを設置するなど問題外」と言ってきたのだとか。

その後は、新市街のカルティエ通りで出店も考えたと言います。しかし、またもや窯の設置がネックになり断念。結果としてマグワイア通りでの出店になったと聞きます。

最初の年は大いに苦戦し、同じケベック州でも本格ベーグルが浸透していない当時のケベックシティでは、全く受け入れられなかったのだとか。しかし、粘り強く経営を続けるうちに売り上げも伸びてきて、今では人気店に成長しました。

サンドウィッチのような食事メニューから、スイーツのような味わいのベーグルまで選択肢はいろいろあります。ドリンクメニューも充実していますから、食事を兼ねてぜひとも訪れてみてくださいね。

Bagel Maguire Café

1400 Maguire Avenue,Quebec, QC G1T 1Z3.

 
[All photos by Masayoshi Sakamoto(坂本正敬)]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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