北海道伊達市の牧場「牧家」さんって？

北海道の札幌市と函館市の間、太平洋沿岸に位置する伊達市。内浦湾を望む約80haの丘にある牧場「牧家(ボッカ)」の放牧地には「アングラー種・ホルスタイン種」の2種類の牛さんが約270頭、穏やかに暮らしているそうです。

ちなみに、「日本で飼育しているのは牧家だけ」という希少な「アングラー種」はドイツがふるさと。白黒模様がお馴染みの真っ白でクセが少ない生乳は「ホルスタイン種」です。

「牛が健康である事が良い乳製品作りの基本。食品という生活にとって当たり前なものだからこそ、原材料の生産過程も大切にしたい」という想いで、牧場では春先から降雪前まで放牧。放牧地には農薬・化学肥料は使用せず、エサは主に自家採草にこだわるなど、徹底しているとか。

札幌の直営店「Bocca大通BISSE店」に直撃！

今回立ち寄ったのが、そんな「牧家」の札幌直営店「Bocca大通BISSE店」です。お店では牧場の牛さんのパネルがお出迎えしてくれて、「牧家の白いプリン」「牧家　飲むヨーグルト」「牧家の杏仁豆腐」「薫煙黄金豚ソーセージ」などの人気商品のほか、ソフトクリーム、限定デザートなどが、みっしりと並んでました。

サイズが選べる！ Bocca濃厚ソフトクリームを実食

そして、今回いただいたのが「Bocca濃厚ソフトクリーム」です。試食もあって、選べるサイズの大サービスです！「ラージ 400円・レギュラー 360円 ・ミニ 290円（全て税込）」とありました。

筆者はミニサイズをいただきました。こちらでも十分なサイズでしたが、ラージ(カップのみ)はミニの約2倍もあるというので、相当の大きさですね！興味ある方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

地元小中学校の学校牛乳としても採用される「だて牛乳」から作られた「Bocca濃厚ソフトクリーム」。牛乳から水分・乳脂肪分を抜いた、高級アイスクリームに使われる脱脂濃縮乳も使って、乳脂肪分7.0%と贅沢で濃厚！

牛乳独特の臭みがなく、自然な甘さと栄養を残していることが特徴とか。最初はさっぱりとしているのに後から牛乳の旨みと甘みがあふれてきます。コクがあるのに爽やか。ひとくち食べただけなのに、青空広がる牧場に行った気分になるので、不思議ですね・・・。

ちなみに、11月からソフトクリームの販売形態が「ミニ・レギュラー・ラージ」から「3巻き 330円・4巻き 350円・5巻き 380円・6巻き 420円・7巻き 480円（全て税込）」と変わったそうですよ。

イートインスペースにはソフトクリーム片手に休憩する人のほか、飲むヨーグルトを何本も購入している人たちも。こちらの飲むヨーグルトは、ハンバーグレストランの「びっくりドンキー」のメニューにも登場しているようです！

人の体を想い、牛さんを想った「牧家」。そこに暮らす牛さんが届けてくれるまっしろで豊かな恵みを発見することができ、奥深い北海道の旅となりました。

2019年夏に東京の丸ビルにも直営店ができたようなので、ぜひ立ち寄ってみてください！

※2019年9月の情報ですので予めご了承ください。

［All photos by kurisencho］

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kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。