里山に威風堂々と佇む巨木「醍醐桜」
岡山県真庭市の、のどかな里山にどっしりと構える1本の桜の巨木。「醍醐桜」は目通り7.1メートル、根本周囲が9.2メートルもあり、日本名木百選に選ばれているほか、岡山県の天然記念物に指定されているアズマヒガンという品種の桜です。
名前の由来は後醍醐天皇に関わる伝説
樹齢は700年とも、1,000年ともいわれる「醍醐桜」に関する伝説は、後醍醐天皇にまつわるもの。1,332年に隠岐配流となった際、この桜を見て賞賛したと伝えられていることから、この名前が付いたのだそうです。その時代から賞賛されるほどの桜の花を咲かせていたと考えると、ロマンを感じますね。
有名な「醍醐桜」花見の混雑を避けるには?
桜の名所として知られる「醍醐桜」は、満開の時期には多くの観光客が訪れて渋滞になってしまうそう。混雑を避けるためには、早朝に訪れるか、ふもとの駐車場に車をとめて大勢坂と呼ばれる山道を徒歩で登る方法があるそうです。約40分の道のりをハイキングがてらに出かけてみるのはいかがでしょう。
地元の人による屋台などが出店
桜の開花に合わせて、醍醐桜付近では屋台などが出店し、地元の団体さんによる手作りの食品や特産品の販売が行われるそうです。
貫禄の夜桜ライトアップ
夜に実施されるライトアップでは、真っ暗な里山に大きな醍醐桜が浮かび上がるような、圧倒的な存在感を漂わせる幻想的な姿を楽しめます。
所在地:〒719-3157 岡山県真庭市別所
電話:0867-52-1111(真庭市落合振興局)
夜桜ライトアップ:あり
桜まつり:あり(開花時期に合わせて屋台出店)
公式サイト:https://www.maniwa.or.jp/web/?c=spot-2&pk=1
[情報協力/写真提供:一般社団法人 真庭観光局]
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