台北の学生街・公館で人気のマレーシア料理店「池先生 Kopitiam」
台湾でなぜマレーシア料理?と思われるかもしれませんが、いろいろな国の料理を味わえるのも、台湾の魅力のひとつです。街中には日本料理や韓国料理、ベトナム料理など、各国の料理を味わえるお店がたくさんあります。
台北の学生街・公館にある「池先生 Kopitiam」は、マレーシア料理の人気店。台湾で本格的なマレーシア料理をいただけるお店はそんなに多くないため、遠くから訪れる方も多いようです。お昼時にはあっという間に満席に。予約不可なので、早めに到着することをおすすめします。
店内は明るく清潔感があり、気持ちよく食事ができる雰囲気です。
写真と番号付きメニュー表がわかりやすい
メニュー表には、代表的な料理の写真や英語訳がついていてわかりやすいです。辛い料理には、鳥が火を噴いているイラストがついています。ご飯ものや麺料理など、料理の種類は豊富です。
ドリンクメニューも充実していて、これはいったいどんな味がするんだろう?と、気になるドリンクがたくさん。
マレーシア料理定番「ナシレマ」のお味は?
筆者が注文したのは、マレーシア料理の定番、ココナッツミルクで炊いたご飯におかずを添えた「ナシレマ」と、鶏のから揚げのセット「池先生椰漿飯炸雞配參芭透抽」です。プレートの真ん中にご飯、まわりにはから揚げ、イカのサンバル炒め、ピーナッツに小魚、キュウリ、ゆで卵、チップスがのせられています。価格は220元(約810円)。
ご飯はココナッツミルクと一緒に炊き上げているため、ふわっとやさしい甘さを感じます。鶏のから揚げは、ひとくちいただくと肉汁がじゅわっと口の中で広がり、とってもジューシー。イカにかかっている真っ赤なサンバルソースはクセになる辛さで、ご飯がすすみます。
ドリンクはかなり甘め!でも料理に合う
マレーシアのドリンク類は、甘さが強いことでも知られています。そのため、ここのお店のドリンクも現地仕様で、どれも甘め。
筆者は「馬來式拉茶(マレーシアミルクティー)」を注文したのですが、コクがありつつも甘さを強く感じました。でもこの甘さが、辛い食べ物と一緒にいただくとちょうどよく感じます。ドリンクの価格は50元(約180円)。
こちらは友人が注文した「珍多(Cendol)」というドリンクで、見た目がとってもカラフル!でもやはり、かなりの甘さだったようです。
いずれにしても、美食だらけの台湾で賑わっているお店というだけあり、料理の質が高いなと感じました。台湾でマレーシア料理っていったいどんな感じなんだろう?と思われた方に、ぜひ訪れてほしいお店です。
住所:台北市中正區羅斯福路三段284巷10號
[All photos by Yui Imai]
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