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発酵食品で目指せ健康長寿!滋賀県の知恵が詰まったアンテナショップ「ここ滋賀」

Posted by: 小梅
掲載日: Nov 10th, 2020.

旅先の商店やスーパーで、初めて見るその土地ならではの特産品。見つけたときのワクワク感は、まさに旅の楽しみのひとつでもありますよね。そんなワクワク感をギュッと詰め込んでいるのがアンテナショップ。旅行へ行かずとも、身近な場所でその地方の文化を知ることができ、プチ旅行気分も味わえます。今回、東京・日本橋にある滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」が3周年を迎え、記念イベントが行われると聞き、フラリ旅行気分で行ってきました。

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ここ滋賀


滋賀の魅力を発信!「ここ滋賀」

ここ滋賀
東京メトロ・都営浅草線の日本橋駅、B6・B8出口を出てすぐというアクセスも最高の「ここ滋賀」。ビル自体は近代的でオシャレですが、たぬきの置物や男の子のキャラクターなどがパッと目に入り、かなり入りやすい雰囲気。好奇心をくすぐる雰囲気が漂っています。

ここ滋賀
お出迎えしてくれるたぬきの置物は、“縁起物”ということで置いてあるわけではありません!そうです、滋賀といえば信楽焼(しがらきやき)。信楽焼といえばたぬき。店内にもさまざまなサイズのたぬきが並んでおり、もちろん購入することもできます。
ここ滋賀
時代が変わるにつれ、たぬきの表情も変化してきているのだとか。そう言われてみると、確かに瞳がクリッと大きく、愛らしい表情が現代的。忍者に扮したたぬきもいましたよ。
飛び出し飛び太
ちなみに、お店の外にあった男の子の置物は、「とびだしとび太くん」といって、ドライバーに飛び出し注意を促す看板のキャラクター。この看板の設置は、滋賀が一番多いといわれているのだとか。文具やクッキーなども販売されていました。
ここ滋賀
店内をぐるりと一周してみると、郷土料理である「鮒ずし」をはじめ、お酒にお米、お菓子やお肉など、幅広いジャンルの品ぞろえ。関東出身の筆者にとって、「鮒ずし」は全く馴染みがなく、見たのも初めてです。この「鮒ずし」とは、琵琶湖でとれたニゴロブナを塩漬けにして炊いたご飯を重ねて漬け、自然発酵させた発酵食品とのこと。滋賀では、ハレの日のごちそうとしてはもちろん、元気を出したいときや、おなかの調子が悪いときなどにも食べられているそうです。

ここ滋賀
そして気になるのは、「近江牛」の存在。吸い寄せられるかのようにお肉コーナーへ行ってみると、近江牛を使用した加工食品がたくさん!

「近江牛メンチカツ」(2,000円・税込)、「近江牛コロッケ」(1,500円・税込)、「近江牛ハンバーグ」(699円・税込)、季節限定の「近江牛 牛まん」(972円・税込)など、とにかく迷ってしまうラインナップです。
ここ滋賀
個人的に思わずゴクリとツバを飲んでしまったのたのは、この「近江牛生ハム」(1,620円・税込)。お、おいしそう・・・。
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もっと気軽に近江牛の味わいを確かめたいな・・・という方には、「近江牛メンチカツサンド」(500円・税込)がオススメ。「ここ滋賀」オリジナルのメンチカツをサンドしていて、肉汁たっぷり。ボリュームも満点です。2階にあるレストラン「日本橋 滋乃味」では、発酵食をはじめ、近江牛のメニューも楽しむことができますよ。

ここ滋賀
ここ滋賀
ここ滋賀
そのほか「赤こんにゃく」や、これからの季節、すき焼きにオススメという「丁子ふ(ちょうじふ)」、ミシュラントップシェフからも高い評価を受けているという「丸中醤油」など、関東ではあまり見かけない商品だらけ。これこそアンテナショップの醍醐味ですよね。だからこそ、スタッフさんのイチオシ商品が気になります・・・。
ここ滋賀
思い切って質問してみると、こちらの「伊吹の山椒ソーセージ」(1,058円・税込)がオススメとの回答が。実際に購入して食べてみると、伊吹山のふもとで育てられたという山椒が驚くほどたっぷり入っていました。噛めば噛むほどピリッとくる山椒の風味とお肉の旨みが広がって、その余韻までもおいしさに包まれます。お酒との相性も抜群で大満足。どれを買おうか迷ったら、スタッフさんと会話を楽しみながら選んでみてもいいかもしれません。

発酵といえば滋賀!・・・その意味とは!?

ここ滋賀
そんな中、店内いたるところで気になるポップを発見しました。お味噌の上に掲げられた「発酵といえば滋賀!」の文字。ちょうどこの日、「ここ滋賀」3周年大感謝祭イベントの一環として、滋賀県知事の三日月大造さんと、発酵学の第一人者である小泉武夫さんよる「発酵食品の秘密」についての対談があるとのこと。「発酵といえば滋賀!」この意味を深く知るべく、その様子を見学してきました。
ここ滋賀
すると、滋賀の郷土料理「鮒ずし」は、優秀な発酵食品ということがわかりました。一切れ食べるだけで、なんと3億匹〜4億匹の乳酸菌を摂取することができ、その乳酸菌が腸でさらに増殖して整腸作用が起こり、免疫力もアップするのだとか!

滋賀県は、全国トップレベルの長寿県。「鮒ずし」にはじまり、お漬物やチーズ、味噌、醤油、日本酒など、その風土になじんだ発酵食品が根付いており、これらを摂取しやすい環境こそが、その要因なのでは?と注目が集まっているのだそう。

ここ滋賀
発酵食品の素晴らしさを改めて学んだあと、再度マーケットに戻ってみると、全く違った気持ちで商品を手に取るようになり不思議な感覚です。特に「鮒ずし」は、漬けたお米までも、お湯に溶かして飲むと風邪を引いた時にいいともいわれていて、まさに万能な食品。「ここ滋賀」では、「鮒寿司スライス」(2,700円・税込)や、初心者にピッタリの「おためし 鮒寿司」(1,944円・税込)などを取りそろえています。
ここ滋賀
現代風にアレンジした「チーズふなずし」(540円・税込)もあり、最初の一歩として最適な商品も。筆者も、まずはこの商品を購入してみました。とても食べやすく、ワインにも合う上質なおつまみといった雰囲気。次は、通常の「鮒寿司」との食べ比べにチャレンジしてみたくなりました!

「鮒ずし」パワーをもっと手軽に!

ここ滋賀
さらに、この“鮒ずしパワー”を、毎日の食事の中で上手に取り入れることができるアイテム、「発酵米パウダー」(788円・税込)や「鮒鮨 健康ドレッシング」(669円・税込)などの存在も!
ここ滋賀
そして見逃せないのが、テイクアウトで楽しめるソフトクリームの「ふなずしあじ」(400円・税込)。衝撃的なフレーバー名ですが、ソフトクリームの上に「発酵米パウダー」がふりかけてあるという変わり種。ひとくち食べみると、なぜだかチーズのような風味が広がります。甘じょっぱさもあり、これはクセになりそう・・・。「ここ滋賀」にしかない、不思議な味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ここ滋賀
1階の「SHIGA’S BAR」では、33の酒蔵の日本酒をスタンプラリー形式で楽しむこともできます。知れば知るほどもっと食べたくなる滋賀グルメ。「発酵といえば滋賀!」この言葉が、しっかり心に刻まれました。

ここ滋賀 COCOSHIGA
住所:東京都中央区日本橋2-7-1
電話番号:1F共通 03-6281-9871
2F日本橋滋乃味 03-6281-9872
営業時間:1Fマーケット10:00〜20:00
地酒バー「SHIGA’s BAR」平日10:00〜22:00、土日祝10:00〜21:00
総合案内「SHIGA’s CONCIERGE」10:00〜20:00
2Fレストラン「日本橋 滋乃味」平日ランチ11:30〜14:30(L.O.14:00)、ディナー17:00〜22:00(L.O.21:00)
土日祝ランチ11:30〜16:00、カフェ14:00〜17:00(L.O.16:00)、ディナー17:00〜21:00(L.O.20:00)

[All Photos by koume]

小梅

小梅
芸能事務所で約15年若手芸人のマネージメントに携わり、どっぷりお笑いの世界に染まる。退職後ライターに転身。ある日ふいに見た1本の韓国映画に心奪われ、そこから韓国映画・ドラマのチェック追われる毎日を過ごす。コンビニの新商品や地方のおみやげが大好き。


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