15ヘクタールの園内で約150品種の果物を栽培
平田観光農園は15ヘクタールの広大な園内で、いちご、さくらんぼ、プラム、もも、梨、ぶどう、栗など、約150品種の果物を栽培しています。これだけ品種の多い観光農園も珍しいそうですが、その多品種ゆえ、一年を通して果物狩りが楽しめるのです。
筆者が訪れたときは、ちょうどぶどうが旬で、“赤いシャインマスカット”とも呼ばれる「オリエンタルスター」という品種のぶどうを収穫させていただきました。
そのまま、皮ごと食べられるとのことで、パリッとした皮をかじると、口の中に果汁がジュワーっとあふれ出しました。シャインマスカットのように爽やかでジューシー、かつちょっとコクがあり、甘さを強く感じられます。
果物狩りの「いいとこ取り」ができる
そんなぶどうのほかにも、旬の果物を自分の手でもいで、とりたてをその場で食べることができます。また、好きな果物をチョイスして収穫できる「ちょうど狩り」も人気。
一般的な果物狩りは、同じ種類の果物が食べ放題というシステムですが、ちょうど狩りは、回数券のようなチケット(1,600円〜・税抜)を購入して、そのチケットと好きな種類の果物を交換するシステムです(交換に必要なチケット枚数は果物によって異なります)。その場で食べきれなかったものは持ち帰ることも可能。いろいろな種類の果物の畑をめぐって収穫し、それぞれが味わえるという、いいとこ取りの体験ですね。
シャインマスカットのアイスクリーム作り体験
また、果物狩りだけでなく、フルーツ缶詰作り、ピザ作り、フルーツポンチ作りといった体験やダッチオーブンを使ったアウトドアクッキング体験など、さまざまな体験も楽しめます。今回は、シャインマスカットを使ったアイスクリーム作りを体験しました。
まず、シャインマスカットの実を小さく切ります。一部は飾り用として大きめにカット。
小さく切ったマスカットと生クリームをボウルに入れます。
液体窒素を入れて素早くかき混ぜます。
あっという間に固まってきました。
フレッシュな香りのマスカットがたっぷりの贅沢なアイスクリームが完成。
動物との触れ合いもOK
広大な農園の中には、牛やポニー、ヤギなどの動物もいて、見ているだけで癒やされます。間近で触れ合えうこともできるので、動物好きにはたまりません。
こちらは「ブラウンスイス」という種類の牛で、餌やり体験もできますよ。
果物を使ったお土産も充実
売店では、オリジナルのジャムやドライフルーツ、フルーツケーキ、手作り味噌など、魅力的な商品がたくさんあり、お土産にぴったり。
三次市産のぶどうでワインを作っている「三次ワイナリー」は、ワインコンクールで金賞を受賞するなど、高く評価されています。こちらの商品も販売していました。
今の時期は、まきを割って火を焚いたり、焚き火でマシュマロを焼いたり、焼きリンゴを作ったりが楽しめる「焚き火カフェ」が体験できますよ。気軽にアウトドア気分も味わえてリフレッシュできそう。自然の恵みを全身で満喫できる平田観光農園、広島旅行の折に訪れてみてはいかがでしょうか?
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住所:広島県三次市上田町1740-3
電話:0824-69-2346
営業時間:3月~11月 10:00~17:00、12月~2月 10:00~15:00
定休日:3月~11月 無休、12月~2月 木・金曜日
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