冬限定!創作和食店が作る、いちごとほうじ茶の彩り鮮やかなパフェを実食【東京・御茶ノ水】

Posted by: kurisencho

掲載日: Dec 7th, 2020

神田明神や湯島天神のある神聖な地、御茶ノ水に佇むお茶をテーマにした創作和食店「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU(レストラン 1899 お茶の水)」。日本茶や濃茶ラテに、お茶スイーツや料理を味わえますが、この冬、和食職人さん力作の新しいお茶パフェが登場しています。お茶好きの心を掴むほうじ茶といちごのパフェを紹介します。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」の「いちごとほうじ茶の冬色パフェ」

ホテルのコンセプト“和”を、お茶と和食で表現する「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」外観
駅からほど近いニコライ堂のある通りに佇む創作和食店「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU(レストラン 1899 お茶の水)」。「ミシュランガイド東京」に6年連続掲載されている、創業120年の「ホテル龍名館お茶の水本店」の1階に併設されています。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」店内
外にはテラス席、ワンフロアの店内にはテーブル席と縁側のような席、和傘をイメージした照明と、モダンな日本茶屋のような空間です。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」メニュー
出汁カレーやお茶漬けなどの料理に、抹茶タルトや酒茶ケーキなどのお茶スイーツが数多くそろいます。お昼時には近隣で働く方々がランチに立ち寄って、おやつ時にはお茶とスイーツで皆さんゆったり過ごされていました。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」お茶おせちを含む「おせち食べ放題」のプランメニュー
また、2021年お正月限定(1月1日〜3日)で、お茶おせちを含む「おせち食べ放題」のプランもあるそうです(要予約)。

1899流おもてなしで楽しむお茶文化

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」茶香炉のカウンター

店内には年季の入った茶釜と茶香炉もあり、本格的な抹茶や深蒸し煎茶の日本茶、煎茶・ほうじ茶・和紅茶に玄米・ごぼうなどを組み合わせたブレンド茶をいただけます。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」日本茶を点てている様子
注文後に点てるリズミカルな茶筅の音と抹茶の香りが辺りを包みこみます。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」の「日本茶 厳選宇治抹茶 末広」
緑鮮やかな日本茶「厳選宇治抹茶 末広」(800円・税込)。苦味と旨味をゆっくり味わえ、お茶の原点に立ち返りました。

ほかにも、新橋にあるグループ店「CHAYA 1899 TOKYO」と同じように、抹茶の量を3〜6gで注文できる「濃茶ラテ」や「抹茶ソーダ」「抹茶ビール」などカジュアルな“飲むお茶”も豊富です(「抹茶ビール」以外はテイクアウト可能)。

和食職人さんの新作冬スイーツ

今回注目の“冬のお茶スイーツ”には、ほうじ茶といちごづくしのパフェやアフタヌーンティープレートが登場しています(2021年2月末まで)。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」の「1899 アフタヌーンティープレート」
カフェタイム(14:00〜16:30)限定「1899アフタヌーンティープレート」(1,800円・税込)。

酒茶ケーキ・粒あん・白味噌の「いちご味噌大福」、ほうじ茶プリン入りの「苺とチーズのほうじ茶ミニパフェ」、豆腐を使いヘルシーな「抹茶タルト」、京都産茶葉の若芽の抹茶の「濃茶アイス」、いちごや黒豆などが入った「抹茶甘酒おしるこ」、苺・金柑の蜜煮・焼きりんごなど「季節の果物3種(状況により変更あり)」に、白味噌入りブルーチーズで和えた「いちご、干柿、ブルーチーズのオープンサンド」と「お茶ソーセージの一口パイ」の軽食を添えた計8品という魅力のワンプレートです。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」パフェメニュー
カフェタイム(14:30〜16:30)とディナータイム(17:30〜22:00)の「いちごとほうじ茶の冬色パフェ」(1,400円・税込)は、静岡産ほうじ茶と福岡産あまおうを使った季節先取りの彩りパフェです。

また、抹茶プリンやお茶クリームチーズなど入った通年の「1899 お茶パフェ」(1,400円・税込)もあります。

「いちごとほうじ茶の冬色パフェ」実食

抹茶を差し色に、ほうじ茶といちごがギュッと詰まった13層の冬色パフェ。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」の「いちごとほうじ茶の冬色パフェ」全体
写真を撮るのに夢中になる華やかさ。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」の「いちごとほうじ茶の冬色パフェ」上からの眺め
スライスしたいちご、削ったホワイトチョコ、ナッツが巧みに飾られて見惚れます。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」の「いちごとほうじ茶の冬色パフェ」上の飾り部分
ほうじ茶の香りとコクがある「ほうじ茶生クリーム」が苺を優しく包み、その下の「ほうじ茶アイス」はミルキーで軽やか。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」の「いちごとほうじ茶の冬色パフェ」ほうじ茶生クリームの下の部分
角切りの「いちごダイス」と「あまおうシャーベット」が爽やかさを運び、気分は春。ほうじ茶といちごのハーモニーの先には、さらに驚きの世界が広がっていました。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」の「いちごとほうじ茶の冬色パフェ」真ん中
新たな食感にカリカリの「抹茶あられ」と「玄米」。トーストした「酒茶ケーキ(ほうじ茶とブランデー・ワイン)」は、外側カリッと中はシュナッと楽しい味わいです。「ほうじ茶チョコバナナ」の力強さが突如到来し、ビターなほうじ茶チョコに目が覚めました!

和の安定感ある「白玉」に、「ベリーのコンポート」が大人の甘酸っぱさを強調し、最後になめらかな「ほうじ茶プリン」が待っています。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」の「いちごとほうじ茶の冬色パフェ」別添えのほうじ茶カラメルソース
別添えの「ほうじ茶カラメルソース」は、香り強くほろ苦く、パフェの中身と絡み合い、凝縮したほうじ茶を堪能させてくれて、食べ進むほどに苺とほうじ茶の魔法にかかる逸品です。

冬パフェと一緒に日本茶も

スイーツとセットだと、日替わりの「本日のお茶」(650円・税込)をお得にいただけます。

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」の「本日のお茶」ポップ
この日は「煎茶×玄米」で、期間限定のお茶も。ポップの画力が素晴らしいです!

東京・御茶ノ水「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」の「ほうじ茶と山椒のブレンド茶」
ちなみに、私は通常メニューの中から「ほうじ茶×山椒(温)」(700円・税込)をいただきました。ほんのり山椒がきいて香り豊かな珍しいブレンド。「日替わりお茶請け(花豆)」も一緒に楽しみました。

東京・御茶ノ水「Restaurant 1899 ochanomizu」の「いちごとほうじ茶の冬色パフェ」と「ほうじ茶と山椒のブレンド茶」
和食職人さんだからこその経験と新しい発想から生まれるお茶とスイーツの力作。その可能性に、これからの季節もますます期待してしまいますね。ぜひ、心明るくなるお茶パフェとアフタヌーンティープレートで、冬を楽しんでみてはいかがでしょう。

RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU
住所:東京都千代田区神田駿河台3-4
電話:03-3251-1150
営業時間:ランチ11:00~14:00、カフェ14:00~16:30、ディナー17:30~22:00
定休日:月日祝のディナーのみ
交通:「御茶ノ水駅」から徒歩約3分
HP:https://1899.jp/ochanomizu/

[all photos by kurisencho]

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

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