
人気のお城「国宝 松本城」へ

JR松本駅からは徒歩20分程度の場所に位置する松本城。城下町を散策しながら、歩いて向かうのもおすすめです。しばらくすると、石垣の上に佇む松本城が見えてきました。この日は快晴だったので、青空に黒い松本城の映えること。とても美しいです。

通路には、松本城歴代城主の名と家紋が描かれた灯篭。暗くなると明かりが灯ります。

歴代城主はわかりやすくまとめられていました。こちらで確認できます。観覧料を払ったときにもらうパンフレットにも記載がありますよ。


観覧料は700円(高校生以上の大人)です。黒門をくぐったら順路に従い、お城の入り口の方向へ進みましょう。
大きな荷物はコインロッカーに入れるべし

売店や松本城管理事務所を右手に進んでほどなくすると、コインロッカーが見えてきます。

リュックなど、大きな荷物類はコインロッカーに入れましょうとあります。筆者もリュックをコインロッカーへ入れました(有料100円)。天守に入場すると、かなりな急階段を登ることになります。荷物が多いと危ないので、ぜひここで荷物を預けましょう。もちろん、貴重品は携帯してくださいね。

広い敷地を歩いて、天守閣入口へ進みます。

撮影スポットに最適な場所で、遠目から見る松本城も写真におさめました。雪化粧をまとうアルプスの山々に、青空、松本城が映え、素晴らしい景観です。一緒に写っているのは、松本市のマスコットキャラクター「アルプちゃん」。甲冑を被ったアルプちゃんです。

松本城の天守群は、大天守(だいてんしゅ)・乾小天守(いぬいこてんしゅ)・渡櫓(わたりやぐら)・辰巳附櫓(たつみつけやぐら)・月見櫓(つきみやぐら)の五棟から成ります。松本城は戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まり。国宝に指定されており、現存する最古の五重六階木造天守です。
いよいよ天守の中へ!当時に思いを馳せる

天守閣入口では、密を避けるため、前後の人と距離を取って入場するように案内されます。混んでいる場合は、入場まで少し時間がかかることもありそうですね。
入口では靴を脱ぎ、脱いだ靴を袋に入れて持ち歩きます。冬場はかなり足元が冷えるので、厚手の靴下を履くなど準備していくことをおすすめします。


内部では、火縄銃や鉄砲、瓦や古銭などなど・・・さまざまな展示品を見ることができます。また、武者窓から外を覗いてみたりして、その当時はどんな景色が広がっていたのだろうと、思いを馳せてみたりしました。

また、窓の上部が尖りアーチ形になった「花頭窓(かとうまど)」を見ることもできます。中国から鎌倉時代の日本に入り、その後に城郭建築に広がったという、印象的な窓の形状です。この、花頭窓を通して撮った写真も絵になりますね。
急な勾配の階段に驚き!足元には気を付けよう

3階、4階、5階へと上がる階段は、狭いうえにかなり急な勾配になっています。手すりにつかまり、焦らずゆっくりと進みましょう。日本のお城の中でも、松本城は特に階段の勾配が急なように感じました(あくまでも個人の感想です)。天守は6階までなので、心して進みましょう。
天守4階まで登ると、3階までとは異なり、天井が高く日が入るので明るく感じられます。有事の際には、6階とともに城主の座所となった場所と考えられているそうです。
やっとの思いで天守6階まで登りました!天守6階から、東西南北それぞれの眺めをぜひ楽しんでみてください。

天気が良いと、北アルプスも綺麗に見えます。歴代の松本城主たちも、この美しいアルプスの山々を眺めていたのでしょうか。
松本城の敷地内には松本市立博物館があり、見学が可能です。松本のまちの歴史や、松本城についてなど、時系列で松本についての理解を深めることができますよ。こちらもせひ見学を。

[All Photos by Chika]

Chika
都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒やされる。
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