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滷味ってどんなグルメ?
台湾の滷味は、大きく分けて2種類。ひとつは、すでに調理済みの食材が冷たい状態で売られているタイプ。食べる直前にカットしていただきます。今回筆者が訪れた「老天禄滷味」はこの形式です。
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もう一種類は、店頭にずらりと並ぶ食材の中から好きな具を選んだ後、その場でスープと一緒に加熱して調理してもらうタイプ。麺を加えられることも多く、ランチやディナーのメイン料理として楽しむ方も多いです。
台北・西門町の老舗店「老天禄滷味」
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滷味を販売するお店は数多くありますが、台北・西門町にある「老天禄滷味(ラオティエンルールーウェイ)」は50年以上営業している老舗店。自宅用はもちろん手土産にも人気で、よく行列ができています。
多種多様な滷味がずらり!好きな具材をチョイス
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まずは列に並んで注文を済ませます。ショーウィンドウには鴨肉や鶏肉、豆腐類など、多種多様な滷味がずらり。お店の方に注文したい食材を告げ、袋に入れてもらいます。
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ちなみに店内では滷味だけでなく、牛軋糖(ヌガー)や猪肉干(干し豚肉)など、お菓子やつまみなども販売されています。
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こちらのお店はイートインはなくテイクアウトのみ。さっそく家に帰っていただきたいと思います!
人気店の滷味のお味は?
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今回購入したのは、鴨翅(鴨手羽先)、滷蛋(煮卵)、百頁豆腐(押し豆腐)の3種類。
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鴨翅は数多く販売されている滷味の中でも人気の高いメニューのひとつ。さっそくいただいてみると、骨があってちょっと食べにくいものの、お肉にしっかりと味がしみ込んでいてとってもおいしい!これはお酒に合いそうです。
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滷蛋は大人も子どももおいしくいただけそう!やさしい味わいです。
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百頁豆腐は弾力のある食感で、こちらもしっかりと味がしみ込んでいます。
滷味はどれも茶色くて見た目はイマイチなのですが、日本ではなかなか味わえないおいしさ!テイクアウトして食べ歩きを楽しんだり、ホテルでお酒と一緒にいただくのもおすすめです。いつか台湾に来られたときには、ぜひ味わってみてくださいね。
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