台北・永康街エリアの人気店「老鄧Lao Deng1949」

台北MRT東門駅周辺から広がる永康街は、グルメ店や雑貨店が点在する観光客からの人気が高いスポットです。台湾旅行中に訪れたことがあるという方も多くいらっしゃると思います。

創立70年以上の老舗店「老鄧Lao Deng1949」はMRT東門駅のすぐ近くにあり、台北で本格的な汁なし担々麺が食べたい！という時におすすめのお店です。

セットメニューもあり

改装したばかりの店内は清潔感があり、気持ちよく食事ができる雰囲気です。1階だけでなく2階にも席があります。

さっそく店員さんから渡されたメニューブックを見てみると、写真や日本語訳がついていてとてもわかりやすい！メニューは麺類を中心に豊富に展開されていて、単品料理やスープ類も充実しています。

何を注文しようか迷ったら、スープや小皿料理がついたセットメニューがおすすめ！おひとりさまでも複数人でも注文しやすいです。筆者は汁なし担々麺のセットメニュー（担担麵套餐）を注文し、価格は135元（約530円）でした。

胡麻ダレ濃厚！看板メニュー汁なし担々麺のお味は？

しばらくすると料理が運ばれてきます。担々麺の辛さは大辣、中辣、小辣から選ぶことができ、筆者は小辣（小辛）をチョイス。麺は細麺で、胡麻ダレに絡めながらいただきます。

さっそくひとくちいただいてみると、細麺のもちもちした食感とともに、胡麻ダレの濃厚さが口いっぱいに広がりました。そして、スパイスのほどよい辛さが後からじわ～っと追いかけてくる！濃厚さと辛さが絡み合い、食べすすめるうちに身体がぽかぽかあたたまってきました。この味わいはクセになりそう。筆者は小辣でちょうどよく感じましたが、辛いものが得意な方は中辣でもよいかもしれません。

スープや小皿料理は箸休めにぴったり

セットについてくる小皿料理（小菜）は、棚から指さしで好きなものをひとつ選ぶことができます。今回は、冷やした揚げ茄子にタレを絡めたものをチョイスしてみました。タレがほんのり甘くて、みずみずしいナスとの相性がよいです。箸休めにぴったり。

セットの「紫菜蛋花湯（海苔玉子スープ）」は、台湾でよく見かける定番のスープです。スープの中には、花のようにふわっとした玉子と海苔に加え、白菜とネギが入っていました。スープには塩気がしっかりとついていて、ふわふわ玉子のやわらかい食感にほっとします。

「老鄧Lao Deng1949」は麺だけでなく副菜も充実しているので、軽く食事をしたい方からしっかりめに食べたい方まで利用しやすいお店だと言えるでしょう。いつか台北を訪れた時には、ぜひ看板メニュー・汁なし担々麵を味わってみてくださいね。

[All photos by Yui Imai]
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Yui Imai

Yui Imai ライター

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。