印度
今回は「印度」です。もしかすると「加奈陀」よりも簡単な問題かもしれません。「印」は「印鑑」にも使われています。読み方は「イン」ですね。「度」も気温などに使われる感じで「ド」です。つまり「インド」。意外によく見かける漢字で、例えばハウス食品のカレールーの商品名も「印度カレー」です。
世界史が好きな人は印パ戦争、第二次印パ戦争などの言葉も思い出すかもしれません。「印パ」とはインドとパキスタンの頭文字を取った言葉で、ヒマラヤ山脈西部にあるカシミール地方をめぐって、核保有国同士が昔から帰属を巡って争ってきた戦争ですね。
ちなみにインドというと暑いイメージがありませんか?もちろん国土のほとんどはそのとおりで、冗談抜きにものすごく暑いのですが、一方でインドにも日本の軽井沢のように高地にあって涼しい地域があります。そのひとつがダージリンです。
(C) Dzerkach Viktar / Shutterstock.com
ダージリンはインド北部にあり、ネパール・中国・ブータン・バングラデシュに囲まれたインドの「隅っこ」にある高原です。もちろん紅茶の産地としても有名です。
世界遺産のトイ・トレインが低地のシリグリから走っています。インドはいろいろな意味で強烈な国ですが、個人的に日本人のインドデビューはダージリンを目的地にするといいのではないかと思っています。
[All photos by Shutterstock.com]
PROFILE
坂本正敬
Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。
翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(
https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。