【山梨の難読地名】右左口、百々、野牛島・・・いくつ読めますか?

Posted by: 内野 チエ

掲載日: Oct 2nd, 2021

日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまですが、中には県外の人はもちろん、地元の人でもわからないというものも。今回は山梨県の難読地名を紹介します。あなたはいくつ読めますか?

山梨県の地図
(C) Shutterstock.com

右左口


「うばぐち」
甲府市の町名です。町の横を流れる清流・滝戸川に沿って「右左口の里市営つり堀」があり、釣りやバーベキュー、キャンプなどが楽しめます。滝戸川の上流には、徳川家康にちなんで名づけられた落差8メートルの「御殿滝」が流れています。

石和

山梨県石和温泉
(C)公益社団法人やまなし観光推進機構

「いさわ」
笛吹市の石和町は「石和温泉」で知られる温泉の町。アルカリ性単純泉の湯が湧き、JR石和温泉駅には足湯が楽しめるスポットも。温泉郷には旅館やホテルが40軒ほどあり、毎年夏には山梨県下最大級の花火大会が開催されます。

野牛島


「やごしま」
南アルプス市の地名です。町の中央にある「南アルプス市ふるさと文化伝承館」では、鋳物師屋遺跡からの出土品や、市内の遺跡から出土した土器や石器などが展示されています。国重要文化財に指定されている貴重な品を鑑賞できるほか、火起こし体験や土偶のお顔作りなどの体験メニューも楽しめます。

百々


「どうどう」
南アルプス市の白根町にある地名です。南アルプス山麓・八ヶ岳の美しい山並みに包まれ、町内にはさくらんぼ農園が点在しています。佐藤錦や月山錦など、さまざまな種類のさくらんぼが栽培され、シーズン中はさくらんぼ狩りも楽しめます。

円井


「つぶらい」
韮崎市円野町にある地名です。上円井、下円井のエリアがあり、下円井には昭和16年(1941年)に発見された「円井の逆断層」が見られます。これは約10万年前の新しい地層の上に、約1,500万年前の古い破砕された深成岩体が乗り上げたもので、東西からの横の圧力で断層が逆転した大変珍しい現象です。

PROFILE

内野 チエ

内野 チエ ライター

Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。

Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。

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