(C)東京ラーメンストリート
「ご当地ラーメンチャレンジby東京ラーメンストリート」って?
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なかなか遠出がしにくいコロナ禍の現在。その場に行かずとも、「東京駅で全国の名店の味を気軽に味わってほしい」という想いから、今年7月にスタートした「ご当地ラーメンチャレンジby東京ラーメンストリート」。
第1弾は、ラーメン史を語る上で絶対に外すことができない名店「支那そばや」が登場し、第2弾となる今回は、熊本県でシメの1杯としても有名な「天外天」が東京に初登場しました。その実力は、グルメサイト県内No.1というほど! 東京では、今しか食べられない「天外天ラーメン」をいただいてきました。
一度スープを飲めば、もう止まらない!
目の前に運ばれてきた瞬間、ふんわりとニンニクの香りが漂い、食欲をそそります。白い豚骨スープに黒マー油というイメージしていた熊本ラーメンとは少し違った見た目で、かなりワクワクします。
まずはスープを……と口に含んだ瞬間、ガツンとくるニンニクの風味に、思わずこの後の予定や明日のスケジュールが脳裏をかすめます。しかし、一口飲んでしまえば、それはスイッチオンの合図。そのおいしさに手が止まりません。存在感あるニンニクの風味に続くとんこつのコクと旨み。強烈なパンチ力がありながらも、クセや臭み、しつこさなど一切なく、後味にはどこか上品な雰囲気が漂います。
というのも、このスープは、豚骨のげんこつが砕けるまで煮込み、なんと6時間かけて完成するのだとか。鶏ガラと熊本の薄口醤油、魚醤を加えるのみというシンプルな材料を使用し、だからこそ、その煮込み時間とスープの温度が味の肝となるのだそうです。手間暇かけてつくられた結果が、このおいしさということがよくわかります。
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そして麺は、そうめんのようなつるっとした口当たりでスルスルと喉を通ります。このあっさりとした麺がパンチあるスープを引き立て、また「シメの1杯」として人気となった理由が理解できるような気がします。
トッピングには、トロトロのチャーシューに、店主が九州の食材を追求して見つけたという「佐賀一番摘み海苔」と「糸島メンマ」を使用。これは、東京駅店の特別バージョンなのだとか! その特別感がたまりませんよね。
さらに、無料で「醤油漬ニンニク」「生ニンニク」「紅ショウガ」が追加できるのもうれしいポイント。
今回、「醤油漬ニンニク」を注文してみたところ、これがかなりのアクセントに大変身! スープの中に紛れ込んだ「醤油漬ニンニク」は、噛むたびに醤油とニンニクの味わいが弾けるように広がり、かなりクセになりますよ!
熊本にいるような気分が楽しい
また、テーブルの上には、熊本を感じる「あるもの」が置いてあります。それは、このふりかけ「御飯の友」。関東で見かけることは、ほぼないですよね。
なんと熊本は、ふりかけ発祥の地で、このふりかけが元祖なのだとか! カリカリと食感もよく、お魚の香ばしさと旨みがふんわりと広がります。
「御飯の友」をはじめ、お店の方々の方言など、まさに熊本にいるような気持ちになれる「天外天」。一度食べたら忘れられないパンチある味わいは、東京の人々の胃袋も必ずやガッチリと掴むことでしょう!
価格:950円(税込)
◇辛口天外天ラーメン
価格:980円(税込)
期間:2021年11月12日(金)~2022年2月24日(木)(予定)
場所:東京ラーメンストリート
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1東京駅一番街 B1
※11月18日~11月30日の営業時間は11:00~22:30(L.O.22:00)
※新型コロナウイルス感染症の影響により臨時休館や営業時間の変更があります
最新情報については、東京駅一番街公式サイトをご確認ください
東京駅一番街:https://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/news/
東京ラーメンストリート:https://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/street/ramen/
[Photos by koume]