【伊王島だけの贅沢時間】アイランドナガサキの温泉＆客室＆カフェの魅力とは

伊王島「アイランドナガサキ」へのアクセス

「アイランドナガサキ」があるのは、長崎県伊王島。長崎市内と伊王島は、伊王島大橋で結ばれているので、車や路線バスでアクセスできます。バスで行く場合は、長崎駅発の無料送迎バス（所要時間45分・当日予約可）を利用するのが便利。長崎港から船で行くことも可能で、所要時間は約25分です。

2018年4月にリニューアルオープンしたアイランドナガサキは、敷地面積10,000平方メートル・総客室数223室と、とにかく広大！　大まかには「GARDEN AREA（ガーデンエリア）」と「PORT AREA（ポートエリア）」の2つにに分かれていて、どこに何があるのか把握するのに少し時間がかかるかも…。そこでおすすめなのが、探検気分でいろいろ巡ることができる無料の「レンタサイクル」です。もちろん、楽に移動したい人にも助かる「アイランド循環バス」も無料で運行されていますよ。

冬も水遊びできる！1年中水着で楽しめる「Ark Land Spa」

敷地内にあるスパテーマパーク「Ark Land Spa」は、昼間は明るく開放的な雰囲気。森の中をイメージされた「ボタニカルサークルスパ」や、歩行浴、5種類の屋内・屋外スパが楽しめます。

屋内型なので天候に影響を受けることなく満喫できるのも特徴の一つ。水着着用で過ごすことができるので、カップルや家族が一緒にリラックスできるのもポイントです。もちろん水着のレンタルも用意されているので、手軽に利用することができそうですよね。

こちらはウェルネスウォーキングスパ。独特の浮遊感が心地いい水中ウォーキングは、関節に負担が少なく運動にもおすすめなんだとか。

プライベート空間でジェットバスが楽しめるインドアジャグジーもあります。シルクバスは、ミクロ単位の超微細気泡を含んだお湯は、優しくお肌を包み込んでくれます。

屋外エリアにもそのまま出ることができます。屋外には、海に浮いているかのような心地よさを感じられるインフィニティ寝湯も。

Ark Land Spa 温泉大浴場

©i+Land nagasaki
「Ark Land Spa」では、地下1,180mから湧き出す、長崎市では数少ない100％かけ流しの天然温泉も楽しめます。眼前に広がる海を眺めながら潮風を感じる展望露天風呂では、至福の時が過ごせそう。

約6,000冊の漫画本が並ぶ！BOOK＆岩盤TERRACE

Ark Land Spa隣接の開放感たっぷりな「BOOK＆岩盤TERRACE」では、漫画本がズラリと並び、海を眺めながらゆったりと寛げます。「人をダメにするソファ」に横になれば、お尻に根っこがはえたように動けなくなりそう。

Ark Land Spa 家族風呂

プライベートサウナや、足をのばして座れるソファに冷蔵庫もそろった家族風呂は、自分たちだけの空間で天然温泉が満喫できます。露天風呂と内風呂が備えられているので、気分を変えながら湯浴みできるのがうれしいところですよね！　内風呂を水風呂とすることもできるので、サウナとあわせて「ととのう」体験も思いのままだというわけです。

3つの岩盤浴と1万冊のマンガ本が並ぶ「MINATO SPA 岩盤TERRACE」

©i+Land nagasaki
PORT AREA（ポートエリア）から近い「MINATO SPA 岩盤TERRACE」。ここでは、大浴場、3つの岩盤浴、タイ式ハーブテント（有料）が楽しめます。岩盤浴の合間の休憩にも利用できるヒーリングラウンジには、なんと1万冊ものマンガ本が並び、何時間でもいられそう。受付があるので、館内着やタオルなど一式セットを受け取ってから利用しましょう。

©i+Land nagasaki
気分や温度によって選べる岩盤浴は「七宝石（43～55℃）」「シリカ（43～55℃）」「岩塩（47～50℃）」の3種類。身体の芯まで温まるよう時間をかけて入りたいところ。

他には、ガーデンエリアに位置する、自家源泉かけ流しの天然温泉「YUYU SPA（ユユスパ）」もあります。潮風を感じながら入れる露天風呂と内湯があり、男女浴室が日替わりで入れ替わります。 アイランドナガサキに宿泊していれば、「Ark Land Spa温泉大浴場」「BOOK&岩盤TERRACE」「YUYU SPA」「MINATO SPA岩盤TERRACE（※ハーブテント除く）」を無料で利用できます。

旅のスタイルに合わせて選べる客室

アイランドナガサキは、敷地内に趣の異なる6軒のホテルがあります。友人同士やカップル、ファミリー、グループ、ワンちゃん連れなど、旅のスタイルに合わせた部屋選びができますよ。

NAGI HOTEL（ナギホテル）

ガーデンエリアに位置する「NAGI HOTEL（ナギホテル）」。全室ツインタイプなので、2人連れでのんびり過ごすには最適。奥行3.5mの広々としたバルコニーが特徴で、ハンモックに揺られながら、波の音と潮風を感じる時間は至福です。54平方メートルのハリウッドツインの部屋には、中央にベッドが配され、ベッドの中にいながら海を眺められます。基本料金は14,500円～。

TERRACE LODGE（テラスロッジ）

ポートエリアに位置する「TERRACE LODGE（テラスロッジ）」。ツインルームと、全室ハンモックがあるファミリールームの2タイプの客室が用意されています。開放感が感じられ、ツインルームには2人が足を伸ばしてゆったり座れるスペースもあるのでくつろぎのひと時が過ごせますよ。

KAZE HOTEL（カゼホテル）

ガーデンエリアに位置する「KAZE HOTEL（カゼホテル）」。段差が少なく広々とした客室とされているので、子ども連れや高齢のおじいちゃんやおばあちゃんと一緒に泊まるのも安心です。4人まで宿泊可能で、ファミリーにおすすめ。

MINATO HOTEL（ミナトホテル）

画像の客室はフォースタイプ　©i+Land nagasaki
ポートエリアに位置する「MINATO HOTEL（ミナトホテル）」。伊王島港の近くにあるので、全室オーシャンビュー。和室タイプの客室は、家族やグループなど最大10人まで宿泊可能です。

KIDS LODGE GLAMPING（キッズロッジグランピング）

ポートエリアに位置する「キッズロッジグランピング」。キッズロッジの客室・インテリアなどがすべてキッズサイズにされているので、大人はガリバーになった気分で子どもとの滞在が楽しめます。ベッドは1階に2台、ロフトに2台のフォースタイプ。テラスには、グランピングテントやBBQコンロ、テーブルが設置されています。

BARK LODGE（バークロッジ）

©i+Land nagasaki
ポートエリアに位置する「BARK LODGE（バークロッジ）」では、ワンちゃんと一緒に滞在が楽しめます。1階の部屋から直接行ける、全長80ｍ、オーシャンビューの天然芝ドックランも。食事もワンちゃんと一緒に客室で食事できるので、愛犬と濃密な時間が過ごせますよ。

旬の味覚が楽しめる「多彩なレストラン」も

アイランドナガサキでは、その立地を活かしたグルメが味わえるレストランも充実しています。「レストランうららか」は、天井が高く、海に面した開放的な雰囲気。長崎の旬の海の幸を中心に、季節の味覚が楽しめる和食レストランです。

3月～10月末ごろには、海が一望できる屋外大型BBQレストラン「シーサイドバーベキュー」もおすすめ。テントの屋根があるので、日差しが強い夏や、雨の日でもバーベキューを楽しめるのがうれしいですね。

お酒をゆっくり楽しみたい人は、セルフサービス式の「フィッシャーマンズラウンジ」で大人の夜を過ごしてみては。お酒を片手に、ダーツやビリヤード、ボードゲームが楽しめます。15:00～23:00の営業時間内は、入退室は自由です。

他にも、島ダイニングやバイキング、ベーカリー、海鮮丼やうどんを楽しめる食堂もあるので、気分に合わせて食べたいものをチョイスできますよ。

伊王島で訪れたい！5店の個性的おしゃれ「カフェ」

伊王島に訪れたら、アイランドナガサキが運営するカフェへの訪問も忘れてはいけません！　今回は、それらのなかでも特に筆者がお気に入りになった、見渡す限りの水平線と歴史ある灯台が印象的なお店を紹介します。

伊王島の先、伊王島灯台にある、セルフで楽しむ「MISAKI CAFE（岬カフェ）」（宿泊者無料、日帰り1杯100円）。

海を見渡せる絶景と灯台を眺めながら、自分で茶葉を煎った日本茶が楽しめます。筆者が訪れた際には、長崎そのぎ茶・茎ほうじ茶、長崎世知原茶（せちばるちゃ）、長崎和紅茶が用意されていました。ここは人気の夕日スポットでもあるので、日没に合わせて訪れるのもおすすめ。ブランコに揺られながら、ゆっくりと流れる時間を楽しむのも乙ですよ。

「MISAKI CAFE」以外にも、コンセプトが異なる4つのカフェ（MINATO CAFE、NIWA CAFE、YU CAFÉ、海カフェ）があります。サイクリングなどでカフェ巡りを楽しんでみるのもおすすめですよ！

デジタルアートの世界で楽しむナイトアドベンチャー「アイランドルミナ」

©i+Land nagasaki
夜のお楽しみは、カナダ・モントリオールから日本に初進出した、体験型マルチメディア・ナイトウォーク「ISLAND LUMINA（アイランド ルミナ）」。これは、実際に伊王島の森の中を歩きながら、光とデジタルアートが創り出す幻想の世界を冒険するというアトラクションです。どんな世界が待ち受けているかわからないドキドキ感を味わいながら、子どもはもちろん、大人も童心に戻って楽しめるはず！

とても1日では遊びつくせないアイランドナガサキ。連泊してスパリゾートや岩盤浴、天然温泉を思う存分満喫してみてください。ロケーションも抜群なので、海に囲まれた伊王島で、心身ともにリラックスできますよ。

[Photos by Chika]

PROFILE

Chika

Chika

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。