【世界グルメクイズ5】名物の写真から推察!ここはどこの国でしょう?

Posted by: Nao

掲載日: Jan 14th, 2022

まだまだ海外に行きづらい今。こんなときは世界各地の写真を見て異国情緒を味わうのも一興かもしれません。今回は、前回好評だった「グルメ写真」を見て国を当てるクイズを再び出題! 見た目やヒントから推察して、どこの国なのか想像してみてください。



 

第1問


Iren Key / Shutterstock.com

まずは初級編から。この国最大の都市の名物といえばサバサンド。ある内海とそれに続く海峡ではサバ漁が盛んで、街を歩けば釣りをする人も多く見られます。パンに焼いたサバとレタス、玉ねぎを挟み、お好みでレモン汁と塩をかけて食すのがご当地スタイル。

こちらは細長い船のような形のご当地ピザ。小麦粉を練った生地に牛や羊のひき肉、チーズ、玉子などをトッピングして焼き上げます。イタリアのピザと違いトマトソースを使わないのが主流。ひき肉には豚肉を使わないのもヒントです。さて、どこの国かわかりますか?


Dmytro Stoliarenko / Shutterstock.com

正解は「トルコ」でした。最大の都市とは、ボスポラス海峡の東西両岸にまたがるイスタンブール。サバサンドは「バリック・エクメック」と呼ばれ、ご当地B級グルメの代表格です。

2品目は「ピデ」というピザ。地域によって個性があり、なかには幅が1mに及ぶものもあります。国民のほとんどがイスラム教であるため豚肉は使いません。あまり知られていませんが、トルコのパン消費量は世界一。2000年には1人当たりの年間消費量が199.6kgとなり、ギネス世界記録に認定されたそう。

第2問

この国は世界中で親しまれている黒ビールの生産国。パブ文化が浸透していて、人々のコミュニケーションにこの黒ビールは欠かせない存在でもあります。1人当たりのビール消費量世界ランキングでは例年トップ10内に君臨。

2品目は朝食。見覚えがある人も多いと思いますが、あの国のプレートにはないアイテムが入っているのが同国のスタイル。さて、どこの国かわかりましたか?

正解は「アイルランド」でした。黒ビール「ギネス」が誕生したのは1759年のこと。現在では世界40カ国以上で醸造されていますが、最もおいしいのは本家アイルランド産という呼び声も。

2品目は「アイリッシュ・ブレックファスト」。英国の「イングリッシュ・ブレックファスト」は薄いトーストが供されるのに対し、アイルランドでは薄力粉と重曹で作る「ソーダブレッド」というパンを添えるのが一般的。イーストを用いないことで短時間で作れるのが特徴。アイルランドでは主食のひとつで、手作りする家庭も多いとか。

第3問

こちらはこの国を代表する肉料理。仔牛や豚肉をミートハンマーで叩いて薄くし、細かいパン粉を付け、多めのバターやラードで焼き上げます。15〜16世紀頃に北イタリアから伝わったそう。

こちらは首都にある老舗高級ホテルと洋菓子店で提供されている、伝統的なチョコレートケーキ。生地に塗られたアプリコットジャムがポイント。1832年に、政治家に仕える料理人が考案したのがはじまりといいます。オリジナル商標権を巡りホテルと洋菓子店が7年間も裁判で争ったのはあまりにも有名な話。さて、どこの国かわかりますか?


Andrzej Lisowski Travel / Shutterstock.com

正解は「オーストリア」でした。1品目は「シュニッツェル」というカツレツのような料理。シンプルに塩とレモンで味わいます。

2品目は「ザッハトルテ」でホテル・ザッハーとデメル、両店の看板スイーツ。裁判の結果、オリジナルを名乗れるようになったのは前者。この争いは甘い7年戦争と称されることもしばしば。オーストリアではかつて王侯貴族が専用の菓子職人を雇っていたために、古くから洗練されたスイーツが発展。特にケーキの種類は豊富で、今では世界でも指折りのスイーツ大国として名を馳せます。

以上、ご当地グルメの写真から推察する世界都市クイズでした。気になる国があったら、ぜひ旅先リストに加えてみてはいかがでしょうか?
 

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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