
神話のふるさと出雲の国は魚もおいしい!

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今回、産地直送の味を自宅に届けてもらえるWEBサイト「旅する久世福e商店」でお取り寄せしたのは、島根県出雲市でつくられている「自宅で簡単かまぼこ手作りキット」です。
出雲といえば「出雲大社」。縁結びの神様が祀られていますから、「どうかご縁を」という参拝者も多いのではないでしょうか。旧暦の10月には全国の八百万の神々が出雲の国に参集し、同地ではその月を「神有月」(他の地域では神無月)と呼ぶことも有名な話ですよね。
出雲市といえば、見どころはほかにもいろいろ。
- 灯台も美しい絶景「日御碕(ひのみさき)」と「日御碕神社」
- 木綿取引の歴史の面影が残る「木綿街道」
- 日本三美人の湯「湯の川温泉」
など、のんびり過ごすのにぴったりですね。
「てんぷら」はさつま揚げのこと

そんな島根県出雲市で真っ先に思いつくグルメと言えば「出雲そば」。ではありますが、日本海の魚介類も忘れてはなりません。島根県の県魚「あご」(トビウオ)を使った焼きかまぼこ「あご野焼き」は、「あごが外れるほどおいしい」と言われているのです。
また、今回筆者がお取り寄せに選んだ生産者さん「出雲国大社食品」のオンラインショップをチェックしてみると「てんぷら」(関東でいうところの「さつま揚げ」)もラインナップされていましたよ!
「自宅で簡単かまぼこ手作りキット」が届きました!

ということで、こちらが、旅する久世福e商店でオーダーした「自宅で簡単かまぼこ手作りキット」(1,080円 税・送料込)です。自宅で出雲市の味が簡単に再現できてしまう、うれしい逸品!
すり身と具、それに作り方がわかる説明書がパッケージされて自宅に到着しました。
· すり身(100g)×3個
· タコ、イカ、ごぼう、玉ねぎ、人参各1個
· 作り方説明書
※山陰地方では練り物全般(かまぼこ、ちくわ等)を「てんぷら」と呼ぶのですが、衣をつけて揚げた江戸前の天ぷらと間違えられやすいので商品名は「かまぼこ」としているそうです。
楽しみながらいろんな形を作って揚げます

作り方はシンプルで、冷凍のすり身を20分ほど流水解凍し、15分ほど練ったら、付属の具を入れてさらに練り、形を作って4~5分揚げるだけです。

ボール型を5つ、ちぎり揚げを2つ、小判型を1つ作ってみました。手にくっつきやすいので、スプーン2本を使ってボール型をつくります。俵型は大きいので、手に油を付けて形を作りました。形を作るのには10分ほどかかりました。
なんだかんだで1時間ほど。この手間がちょうどいい感じで、自作してるっていう気分が盛り上がります。
そのままはもちろん、調味料で味変も

揚げたてはふわっふわでとっても軽いんです。具はしっかりと感じられて食べ応えがあります。マヨネーズ、粉チーズ、一味唐辛子で味変えも楽しみましたが、筆者的には粉チーズがおすすめ。粉チーズのコクと塩っ気がよく合いましたよ。
ということで、今回は島根県出雲市の「てんぷら」を東京の自宅で自分で作っていただきました。日本海の魚のおいしさがしっかり楽しめた「てんぷら(さつま揚げ)」。普段は買って食べるだけですが、今回はそれを自分の手で作ったこともあって、より一層うまさがプラスされたように思います。現地で出来立てを食べてみたくなりました。
[All photos by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed.]

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Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー
旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。
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