【台湾・夜市特集その2】小規模だけど24時間美食が楽しめる!台北「雙城街夜市」

Posted by: Yui Imai

掲載日: Apr 11th, 2022

小規模ながらも数多くの屋台が並ぶ「雙城街夜市」は、ふらりと立ち寄って食事を楽しむのにぴったりなスポットです。台北でもめずらしい24時間営業の夜市で、昼と夜で異なるお店が営業しています。今回は平日夕方に訪れ、早めの夕食と焼きたてスイーツを味わってきました!

赤肉麻油湯(豚肉ゴマ油スープ)麺入り


 

夜も昼も美食が楽しめる「雙城街夜市」

24時間営業の夜市

台北には数多くの夜市があるものの、24時間グルメを楽しめるスポットはそれほど多くはありません。そのなかで、台北MRT中山國小駅近くの「雙城街夜市(シュアンチェンジエイエシー)」は「雙城美食街」とも呼ばれており、小規模ながらも24時間美食を楽しめるスポットとして知られています。

雙城街夜市

通りには小さな屋台がずらりと並んでおり、それぞれのお店に簡単なテーブル席が設置されています。

晴光市場に隣接

晴光市場に隣接していることもあって、市場での買い物の前後にこの通りで食事をする人も多くいらっしゃいます。まさに市民の台所という雰囲気です。

ごま油がふわっと香るスープに麵線をイン!「阿富海鮮粥」

阿富海鮮粥

筆者たちは、平日夕方にこの夜市に立ち寄り夕食をいただくことに。選んだ屋台は「阿富海鮮粥」で、5人ほど並んでいたもののイートイン客は少なく、スムーズに席に着くことができました。

赤肉麻油湯(豚肉ゴマ油スープ)麺入り

ここは海鮮粥のお店なのですが、”麻油湯”というごま油がふわっと香るスープも人気とのこと。そこで今回は、豚肉の入った「赤肉麻油湯(豚肉ゴマ油スープ)」を注文し、そこにプラス20元で麵線という細麺を入れてもらいました。合計価格は100元(約425円)。

豚肉と麺がたっぷり

まずはスープをひとくち。ゴマの香りがふわっと広がるとともに、アルコールが飛んだ後のお酒の味を感じるスープです。生姜がきいていて、身体がぽかぽかと温まります。中には厚めにカットされた豚肉とやわらかい細麺がたっぷりと入っていて、それぞれがスープと絡み合い、満足感があります。

腰只麻油炒(豚の腎臓ごま油炒め)

その他にみんなでシェアできる「腰只麻油炒(豚の腎臓ごま油炒め)」も注文。220元(約935円)とちょっと高いですが、この料理は産後の療養期間に力をつけるためによく食べられているとのことです。ぷるっと驚くほどやわらかく、臭みがなく食べやすいです。ちょっとつまむのにぴったり。

超人気の揚げたてドーナツ店「脆皮鮮奶甜甜圈」

脆皮鮮奶甜甜圈

夕食をいただいた後は、すぐ近くの揚げたてドーナツ店「脆皮鮮奶甜甜圈(ツイピーシエンナイティエンティエンチュエン)」へ。どの時間帯に訪れても行列ができている人気店です。営業時間は19時15分までですが、売り切れ次第終了となります。

ドーナツはいくつかのフレーバーが販売されているものの、原味(ノーマル)が一番おいしいと店頭に書かれています。筆者はノーマル以外のフレーバーも食べたことがありますが、確かにこの言葉の通りだなと感じました。

揚げたてドーナツ

約10分ほど並び、揚げたてドーナツを購入することができました! 熱々のドーナツにミルクパウダーがたっぷりとかかっています。表面はサクッとしつつも中はふわっふわ。そこに甘いパウダーが絶妙に絡み合います。人気なのも納得のおいしさ。価格は1個25元(約106円)です。

雙城街夜市は観光地感はほとんどなく、地元の方がふらりと立ち寄って食事をいただくスポットという雰囲気です。台湾のローカル感を味わってみたい方におすすめ。いつか台北にいらっしゃった時に、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

雙城街夜市
住所:台北市中山區雙城街10巷

[All photos by Yui Imai]
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PROFILE

Yui Imai

Yui Imai ライター

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。

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