台北MRT南京復興駅近くで魯肉飯ならここ!「帥哥滷肉飯」
今回訪れた「帥哥滷肉飯(シュアイグールーロウファン)」の最寄り駅は、台北MRT南京復興駅。この駅近くには日本大使館のような役割を果たす「日本台湾交流協会」があり、台湾に住む日本人にとっては各種手続きなどで訪れることが多いエリアでもあります。
駅周辺にはグルメ店が点在していますが、このエリアで魯肉飯をいただくなら同店はおすすめ。ちなみに魯肉飯は”滷肉飯”と表記されることも多く、同店ではこちらが使われています。
そして中国語ができる方であればきっと、店名を聞いた瞬間に「え?」と思われるかもしれません。なぜなら、店名に含まれている“帥哥”という言葉は、イケメンという意味だからです。お店の看板にも『A Handsome GUY!』という文字が書かれています。どんな人が働いてるんだろう?と、ついつい店員さんの顔を覗き込んでしまいそうですね。
店内はカウンター席が10席ほど、4人掛けのテーブル席が1卓のみとこじんまりとしています。どちらかというと、テイクアウトが多いようです。
メニューをチェック!一風変わった滷肉飯が気になる
メニュー表をチェックしてみると、魯肉飯はノーマルなものから変わり種までなんと6種類も提供されています。中には麻辣滷肉飯という激辛メニューも。どれにしようか悩みつつ、人気だという麻香滷肉飯をチョイスしてみました。
他に金針肉羹湯というスープと、滷白菜という白菜の煮込みも注文。合計価格は135元(約580円)です。
ピリ辛感がクセになる!とろとろ麻香滷肉飯
ではさっそく、麻香滷肉飯からいただいてみます。脂身が多めの肉がとろっととろけるとともに、ピリ辛調味料・麻辣醬の辛さが後から追いかけてきました。麻辣醬は香辛料と唐辛子が混ざったような味で、なかなか刺激的です。しょうゆベースのお肉の味わいと麻辣醬のピリッとした辛さに、ご飯がすすみます。
スープや副菜もぜひ
続いては金針肉羹湯という、豚肉と金針花(乾燥ユリの花)が入ったスープをいただいてみます。豚肉は弾力がありしっかりとした食感で、肉の旨味がたっぷり。オレンジ色が鮮やかな金針花は、やわらかくコリコリシャキシャキな食感です。パクチーのピリッとした独特な味もアクセントに。やさしい塩気を感じるスープに身体があたたまります。
滷白菜は白菜がとろとろでやわらかく、ほんのり塩味でやさしい味わいです。箸休めにぴったり。
「帥哥滷肉飯」は、一風変わった魯肉飯を食べてみたい!という方に特におすすめなお店です。スープや副菜も充実しているので、その時のお腹の好き具合で調整しながら注文しやすいですよ。みなさんもぜひいつか、台北でいろいろな魯肉飯を食べ比べしてみてくださいね。
住所:台北市中山區長春路321之2號
[All photos by Yui Imai]
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