
帰国便は早めにチェックインしてラウンジで遊ぶ、という選択も

ドバイ国際空港では、エミレーツ航空全クラスの利用者は出発24時間前からチェックイン&手荷物預け入れができて(米国線は12時間前から)、好きなだけ空港内で過ごせることをご存知でしょうか?オンラインチェックインは、出発48時間前から可能です。利用対象者はエミレーツ航空ラウンジを利用できます。

エミレーツ航空のドバイ→成田線(EK318便)は、2022年4月現在の出発は深夜2時40分。ドバイで過ごす人は、ホテルの最終チェックアウト12時から荷物を預けて夕方まで遊ぶとしても、夜のシャワーをどうしようと心配ですよね。せっかくビジネスクラスに搭乗するなら早めにチェックインをして、快適この上ないエミレーツ航空ラウンジでゆっくり過ごしてみてはいかがでしょう。

(C)エミレーツ航空
ドバイ国際空港ターミナル3には、エミレーツ航空利用者向けに、32台の手荷物預け入れキオスクと、16台のセルフチェックイン・キオスクがあります。フライト出発60分前までにチェックイン手続きが必要です。生体顔認証を利用して、非接触で出国手続きも可能。
コンコースA、B、Cにあるラウンジへ

2022年4月現在、ドバイ国際空港のターミナル3では、コンコースBの全エミレーツ・ラウンジ、コンコースAのビジネスクラス・ラウンジ、コンコースCのファーストクラス・ラウンジが利用できます。こちらはコンコースAのビジネスクラス・ラウンジ。広くて新しくラグジュアリーな印象です。コンコースA~B間は空港内トレインが利用可能。コンコースB~C間は歩きとなります。

コンコースAのビジネスクラス・ラウンジのプライベート・シャワースパ。ホテルを12時にチェックアウトした後、機内に入る前にシャワーを浴びることができるのは暑いドバイではうれしい限りです。

こちらは仮眠にもぴったりな静かなエリア。

仕事のためのビジネスセンターもあります。
シャンパン好きなら、迷わずコンコースBのラウンジ!

3つ回った中で、もっとも気に入ったのがコンコースBのラウンジ。高級シャンパン、モエ・エ・シャンドンが4種類用意されていて、ソムリエが「ペアリング」を提案してくれます。こちら「モエ・エ・シャンドン・シャンパン・ラウンジ」と呼ばれています。

こちらが、もっとも高級な「モエ・エ・シャンドン・グランンドヴィンテージ」に合わせたカナッペ、イエローテールとマンゴー。

なんと、ミシュランのスターシェフが考案したカナッペのセレクションが常時5種類は用意されているそうです。

他航空会社のビジネスクラス・ラウンジに置いているシャンパンまたはスパークリングワインは、せいぜい1~2種ですが、ここでは、料理とともにモエのシャンパンが存分に味わえます。もちろん、他のアルコール、スピリット類、ソフトドリンクもそろっていて、高級レストラン並みです(写真はイメージ)。

通常の料理は、「アラビック&ウエスタン」と「アジアン」とに分かれていてサンドイッチなどの軽食もあります。

こちらは、オーガニックとローカルフードにこだわったヘルスハブ(Health Hub)コーナー。

全席、スマホチャージ付き。コンコースBのラウンジには、コスタコーヒー(AMのみ営業)が入っています。

こちらは、日本線のゲートに近いコンコースCのラウンジです。このラウンジにはスパと子ども用部屋はありません。筆者が入った時は深夜の出発便が多いせいか混んでいました。
チラリと、ファーストクラス・ラウンジも見学

ファーストクラス・ラウンジも見学させてもらいました。

ゴージャスな内装です!

こちらは、アラカルトメニューを注文するテーブル。

ビュッフェ料理もあり、すべてスタッフが取り分けてくれます。

仮眠できる静かなエリアもあり熟睡できそうです。

シガーバーもおしゃれ。

ワイン専用ショップや一流ブランドの専門店もいくつか入っていました。写真はビジネスセンター。
最後に、新型コロナに関する保険について

(C)エミレーツ航空
2020年、世界的なパンデミックとなった当初から、エミレーツは業界に先駆けて、予約変更の手数料は取らないなどの柔軟な航空券の有効期間や運賃規約を導入。またこちらも業界初ですが、「マルチリスク旅行保険」という新型コロナウィルス感染症補償付きの保険を提供しました。
言うまでもありませんが、空港内、機内とも、最先端の安全・除菌対策を行っています。すべての航空機に高性能HEPAフィルターが装備されており、99.97%のウイルス、病原菌、抗原を除去。EKはコロナ禍の2020年に1,580万人の旅客数運送を達成した世界最大の国際線エアラインとなりました。

世界一のハブ空港、ドバイ国際空港のラウンジは、仕事をするにも、早めに行って寛ぐのも、すべてが快適そのものでした。乗り継ぎの人も、ぜひ楽しんでほしいラウンジです。せっかくドバイで乗り継ぎがあるのなら、ストップオーバーとして1日でもドバイを楽しむもの一考ですね。
※注意:世界各地のラウンジは営業を休止している場合もあります。2022年4月現在、世界19カ所のEKラウンジが利用できます
取材協力:エミレーツ航空
HP:https://www.emirates.com/jp/japanese/
[All photos by SACHIKO SUZUKI]

sachikosuzuki 旅行記者、エディトリアル・ディレクター
高校2年の春、世界史教科書のササン朝ペルシャ唐草模様を見て世界旅行を夢見る。出版社勤務や地球の歩き方編集を経て2001年に独立。世界60か国以上を頻繁に取材し、一期一会のハッピーな記事を書いています。JTBるるぶ「アンコールワットとカンボジア」初版制作を担当。有限会社らきカンパニー主宰。「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒の名前です!
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