第1問
こちらは薄いパイ生地でフェタチーズやほうれん草を包んで焼いた、この国の伝統的なパイ。カフェやレストランの人気メニューであり、また家庭でもよく作られる郷土料理でもあります。
こちらはチーズに小麦粉をまぶし、オリーブオイルでこんがりと焼くアペタイザー。食す直前にレモン汁をかけるのが定番スタイルです。山羊乳と羊乳を合わせたセミハードタイプのチーズを用いることが一般的。日本でもこの料理を提供するレストランやバーが増えてきました。さて、どこの国かわかりますか?
正解は「ギリシャ」でした。「スパナコピタ」は朝食やランチ、ワインのお供など多彩なシーンで親しまれる料理のひとつ。薄いパイ生地のパリッとした食感が特徴です。
「サガナキ」はチーズの旨味や小麦粉の香ばしさに加え、キュッとした弾力がクセになる一品。隣国のキプロスでも伝統料理として食されています。
第2問
こちらは挽肉をスパイスと合わせて焼いた郷土料理。同国を含む半島諸国でも広く食されています。
こちらはザワークラウトと玉ねぎを炒め、オーブンで焼き上げた料理。同国を含む半島諸国から西欧にかけて好まれています。鶏肉や豚肉を使うのがご当地流。さて、どこの国かわかりますか?
正解は「セルビア」でした。「プレスカヴィツァ」はバルカン半島諸国で広く愛されているソウルフード。ハンバーガーの具材としても定番です。
オーブン焼きの「ポドヴァラク」もバルカン半島全体の名物グルメのひとつ。クリスマスや新年のお祝いに欠かせないメニューでもあります。
第3問
こちらはタピオカの原料であるキャッサバと鶏肉を煮込んだスープで、国民食の代表格。かつて同国を統治していたスペインの影響を受けた料理として知られ、この国の周辺諸国でも親しまれています。
この国は世界で最も高価なコーヒー品種の一つの栽培地として名を馳せます。アラビカ種の一種で、海抜1,500~1,700mといった高地でしか育たず希少性の高さでも有名。さて、どこの国かわかりますか?
正解は「パナマ」でした。「サンコーチョ」は中米や南米で広く食されているスープ。国が変われば材料も異なりますが、シンプルに肉の旨味と風味を味わうのが特徴。
「ゲイシャ」は国際オークションにおいて常に高額で落札されるコーヒー豆。もともとはエチオピアの「ゲシャ」という地域に原生していた品種で、フルーティーな酸味と甘みが特徴。日本でも高級豆として知られています。
以上、ご当地グルメの写真から推察する世界都市クイズでした。気になる国があったら、旅先リストに加えてみてはいかがでしょうか?
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