台北MRT忠孝敦化駅近くで蒸し餃子「紫琳蒸餃館」
蒸し餃子の人気店「紫琳蒸餃館(ズーリンゼンジャオグアン)」は、台北MRT忠孝敦化駅近くの「頂好名店城」という建物の地下一階にあります。建物内には洋服や雑貨などのテナントがいくつか入っており、地下一階は「美食商店街」というフードコートのようなつくりに。
エスカレーターを降りれば、すぐ目の前にお店があります。
蒸し餃子や麺類などメニュー数は豊富
空いている席につくと、店員さんがメニュー兼注文表を持ってきてくれます。
看板料理の蒸し餃子は4種類あり、麺類も豊富で9種類提供されています。スープや小皿料理もいろいろそろっているので、メイン料理と一緒に注文するのがおすすめです。
ちなみに小皿料理(小菜)は、店内のコーナーから自分で好きなものを取りに行き、会計の際にいくつ取ったか自己申告する形です。
今回筆者は、鮮肉蒸餃(肉蒸し餃子)と燙地瓜葉(茹でたサツマイモの葉)を注文しました。合計価格は145元(約660円)。会計は食後です。料理が届くまでの間に、箸やレンゲ、タレなどをセルフサービスで用意しておくとよいでしょう。
肉の旨味が凝縮!熱々モチモチの蒸し餃子に舌鼓
10分ほど待ったところで、蒸し餃子が到着。湯気がもくもくと出ていて、とてもおいしそう!
大きなセイロには10個の水餃子がきれいに並んでいます。
さっそくひとくちいただいてみると、皮はモチモチで少し厚みがあり、中からたっぷりの豚肉餡が顔を出しました。肉の旨味がぎゅっと凝縮されていることに加え、餡にはネギも入っているためか、ほんのり甘みも感じます。
茹でたサツマイモの葉はきれいな緑色で、上にはとろみのあるタレがかけられています。「え、サツマイモの葉って食べられるの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、台湾ではスーパーでもよく売られている定番野菜です。沖縄でも食べられているようですね。葉の部分はやわらかく茎の部分はシャキシャキで、ほんのり甘いタレとの相性がよいです。
モチモチで肉の旨味が凝縮された蒸し餃子とたっぷりの茹で野菜は、お手軽なランチやディナーにぴったり。いつか台北に来られた時には、観光の合間にぜひ味わってみてくださいね。
住所:台北市大安區忠孝東路四段97號B1樓
[All photos by Yui Imai]
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