パリの美しい姿といえば、夜のパリ。昼間観光客が押し寄せるパリも、夜になるとひっそりとした姿を見せます。夜のパリは静けさが漂い、また違った大人のような魅力があるのです。ライトアップが美しいパリ、５選を紹介します。
ノートルダム大聖堂
パリの有名な観光地といえば、ノートルダム大聖堂。ライトアップされたノートルダム大聖堂は優しく包みかけてくれるような不思議な魅力があります。教会建築独特の静寂さの中で、どこか温かく、母性的な雰囲気が感じられます。夜のノートルダム寺院はゆったりと眺めていたくなる、そんな魅力があるのです。
コンコルド広場
コンコルド広場のライトアップはまるで宝石のようにキラキラとした豪華さがあります。パリの中でも豪華絢爛さが感じられる場所の一つで、特にライトアップされた姿はパリの華やかな一面を見ることができます。
凱旋門
凱旋門からシャンゼリゼ通りにかけては、夜はお祭り騒ぎの様相。夜といえどもいつも人で賑わっています。特にクリスマス市が開催される頃は、ライトアップの美しさも最高潮。電飾されたシャンゼリゼ通りは、誰もが憧れるロマンチックな通りとなります。
アレクサンドル三世橋
アレクサンドル三世橋は1900年のパリ万博博覧会を記念して建設されました。当時の優雅さが色濃く感じられる場所。とりわけライトアップされた橋を通ると、昔のパリにタイムスリップしたかのよう。どこか幻想的な橋でもあるのです。またここから眺める夜のセーヌ川もうっとりと眺めていたくなる美しさです。
パリ市庁舎
パリ市庁舎は、パリの行政機関の入ったお役所ですが、私たち日本人が想像するような役所の建築物とは違い、歴史ある建物。夜のライトアップも美しいことで有名です。すぐ隣りにあるノートルダム大聖堂からも徒歩で歩ける距離にあるので、合わせて夜のライトアップを楽しむのもいいですね。
夜のパリは不思議な魅力に溢れています。パリらしい情緒に浸ることができます。昼間とは違ったパリの美しさを実際この目で見てみませんか。
[All Photos by shutterstock.com]
PROFILE
Nanako Kitagawa ライター
2007年よりフランス在住。パリ第八大学大学院を卒業。専攻は文化コミュニケーション。趣味は映画、読書、写真、雑貨、料理、街歩き、カフェ巡り。初めて訪れたその日からすっかりパリの街に魅了され、今日も旅をするようにパリの街を歩き回る。
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