LCC(格安航空会社)から王道のエアラインまでの機内食をご紹介していく「機内食で世界巡り」。機内食ファンのみなさん、必見ですよ!
今回はドイツのフランクフルト空港〜東京の羽田空港を結ぶ全日空(ANA)、エコノミークラス12月の機内食です。
体が温まる「茅乃舎 野菜だしスープ」
福岡の久原本家という調味料・食品会社が手がける「茅乃舎」とANAが共同開発したという、機内でしか味わえない「茅乃舎 野菜だしスープ」。注文してから席に届くまでに2〜3分程度かかります。
玉ねぎをベースにした、野菜の旨味たっぷりの風味豊かなお出汁です。固形の野菜は一切入っていないのに、野菜の味がしっかり感じられて大変美味! おつまみのおかきとの相性もバッチリです。いつもならお食事前にはお酒をいただくところですが、スープを選んで良かったと心から思えるおいしさでした!
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ANAの機内食は味が薄め
今回の機内食のメイン料理は、サケの幽庵焼きまたはビーフカレーの2種類から。サケの幽庵焼きを選択しました。付け合わせは鶏つくねと煮物、サイドメニューは唐揚げとサラダと蕎麦。メイン料理は味が薄く、茅乃舎のスープが絶品だっただけにちょっと残念です。
料理に合わせて選んだ白ワインはイタリアの「ヴィッラ・カルディーニ(Villa Cardini)」、ANAのスペシャルエディションです。フィアーノという南イタリアのブドウ品種だそう。爽やかでフルーティー、ミネラル感のある味わいは、ソーヴィニョン・ブランのようです。
デザートはないのかな? と思いきや、ご飯を食べ終わった後にバニラ&ストロベリーアイスが供されました。エコノミークラスの機内食のデザートでアイスに出合ったのは初めての経験だったため、ちょっぴりワクワクしてしまいました。
成田および羽田空港発の便では、これまでビジネスクラス以上でしか味わえなかったANAの自社製のパンが、エコノミーでも味わえるように! 天然酵母を使った風味豊かなもちもちパン・・・ということで、こちらも気になりますね。
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