今から15年ほど前、まだ東京に激安うどんチェーンが登場していなかった頃。香川県丸亀市出身の先輩とともに、香川へ出張に行きました。
新幹線の中でも熱くうどんについて語っていた先輩が絶賛していたのが「なかむらうどん」。あまりの人気ぶりに人出が足らず、畑から自分でネギを抜いてきてトッピングすることで有名になった店です。
現在の「なかむらうどん」
現在は3代目に受け継がれ、新しく立派な飲食スペースがつくられました。ネギもお店の方が切ってくれますし、生麺の通販も可能です。
かけ(210円)にエビ天(100円)をトッピングするのがおすすめだそう。村上春樹氏をはじめ、多くの著名人に愛された唯一無二のうどんです。
レトロ可愛いパッケージがたまらない丸香印の小麦粉
そしてなんと、味にうるさい香川県民のために特別につくられる小麦粉というのが、これ。通称、丸香(まるこう)。“香”はもちろん、香川の”香”ですよ! 日清製粉の坂出工場で生産されたものだけに、この印がついているのだそう。さすがうどん県です。
ちなみに、「雀」で打ったうどんは少し黄色味があり、強いコシと小麦の香りが楽しめるのだとか。「白椿」は白っぽく、滑らかなうどんの食感に仕上がるそうです。
これらの小麦粉はアマゾンなどで通販できます。25kg(280〜300玉分)じゃ多すぎる! という方は1kgの小分け袋もありますよ。
ちなみに15年前の出張では、時間の関係で「なかむらうどん」へは行けず、丸亀駅近くのチェーンうどん店へ。それでもうどんの安さとおいしさ、おでんやトッピングシステムの面白さに、十分すぎるうどん県洗礼を受けたのでした。
いつかもう一度香川を旅して、心ゆくまでうどんを満喫したいなぁと思う、今日この頃です。