「日本人の若者のビール離れが進んでいる」という事実が、世間を騒がせていますね。しかし、ドイツでビールと言えば、時代や世代を超えて愛され続ける定番のアルコールです。
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ビールはドイツ文化と切り離せない!?
ドイツでは、週末の朝ごはんとして、白ソーセージと白ビールの組み合わせがあるほど、生活の中にビールが深くまで結びついていると言っても過言ではありません。ビールは16歳から飲むことができる法律があるため、若者が初めて口にする飲み物がビールでもあるのです。
今回はオクトーバーフェスト発祥の地であるドイツのミュンヘンにて、ドイツ人がオススメするビールを徹底取材してきました! ぜひともドイツに旅行する際には、ドイツ人がおすすめする本場のビールを味わってみてください。
異常なまでのビールの種類に圧倒!
ドイツのお酒屋さんに行くと、まず驚くのがそのビールの種類の豊富さでしょう。天井高くまで敷き詰められたビール、ビール、ビール! ドイツではその地域ごとに違うビールが生産され、愛飲されています。その種類は2000を超えるとか。日本でいうと、まさしく日本酒や焼酎のイメージでしょう。
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おすすめビール1 Agustiner(アウグスティーナー)
アウグスティーナーは、ミュンヘンで最も古い醸造所から製造されています。地元ミュンヘンのファンだけでなく、オクトーバーフェストでは、世界中から人気のあるビールです。
南ドイツではヘレス(Helles)と呼ばれる色が淡いビールが主流で、このアウグスティーナーもヘレスビールです。ホップの香りや、麦芽の風味を楽しめる王道のビールでしょう。
おすすめビール2 Astra(アストラ)
北ドイツのハンブルクで生まれたビール。ビール瓶が手のひらに収まるほどのサイズ感が、なんとも言えない可愛さです。ユーモアのある宣伝方法も有名で、ハンブルクではどの場所でも目にするビールです。
このアストラもヘレスの種類ですが、綺麗な山吹色で、見た目から想像するほど重くなく、甘みを帯びていることが特徴です。
おすすめビール3 Beck’s(ベックス)
ビール大国ドイツの中で、最大の輸出量を誇るベックス。ドイツだけでなく、世界中で飲まれています。
ベックスは、ピルスナーとよばれる種類のビールで、日本のビールもこの種類に分類されます。日本人でも飲みやすいビールと言ってもいいでしょう。
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おすすめビール4 Franziskaner Weissbier(フランツィスカーナー・ヴァイスビア)
南ドイツで生産される、泡立ちが非常に良いクリーミーなビール。特徴は何と言っても、小麦を使用するために白濁していること。その見た目からWeissbier(白ビール)と呼ばれています。フルーティーな香りを楽しめるために、女性に人気です。
おすすめビール5 Warsteiner(ヴァルスタイナー)
ベルギーに極めて近い、ヴァルシュタインという街で誕生したビール。そして、バルシュタイナーは1753年に設立された、ドイツ最大の株式非公開の製造所の一つでもあります。
黄金色に輝くバルシュタイナーは、口当たりが良く飲みやすいことが特徴です。ドイツの伝統的なビール製造の法律、「ビール純粋令」に忠実に従い作られるこのビール。その実力からドイツ国内で「プレミアムピルスナー」のカテゴリを作り出したことで有名です。
気のおける人と集まり、天気のいい日には、ビアガーデンで楽しい時間をビールとともに過ごす・・・ビールはドイツの文化であり、歴史なのです。「もしもドイツに来た際には、ぜひとも本場ドイツのビールを味わってもらいたい」とドイツ人たちは言います。
ドイツビールは、種類も味も豊富です。日本のビールの味が苦手な人でも、ドイツに来れば、きっとあなたのお気に入り銘柄に巡り会えることでしょう!
[Photos by Shutterstock.com]
Migge ライター
ハリーポッターに感動し英語の勉強にのめり込んだ10代。23歳、オーストラリアにて大自然にもまれながらワーキングホリデー2年間の修業の旅へ。東京にて英語を生かした仕事に就くがオーストラリア時代に出会った彼がドイツ人であったため現在はドイツのミュンヘンに移住。ビールと出会いをこよなく愛するO型かに座。
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