【京都・高台寺】日本庭園を愛でながら名物のとろとろ「草わらびもち」を

Posted by: 春奈

掲載日: Mar 30th, 2017

京都を旅する楽しみのひとつが、おいしい和のスイーツ。なかでも、わらびもちは京都で外せない甘味のひとつ。あっさりしていて日本人の体に合う、ヘルシーな和菓子の魅力を再発見しましょう。

高台寺「洛匠」

日本庭園を愛でながら名物のとろとろ「草わらびもち」を、京都・高台寺「洛匠」

祇園や清水寺からもほど近い、高台寺の参道「ねねの道」にたたずむ茶房「洛匠」。数々のメディアで取り上げられている人気店で、見事な日本庭園で知られています。

日本庭園を愛でながら名物のとろとろ「草わらびもち」を、京都・高台寺「洛匠」

席は、畳敷きの座敷と、テーブル席の2種類。いずれの席からも立派な鯉が泳ぐ美しい庭園が臨めます。とりわけ、一度庭を通って入る座敷は情緒満点。

日本庭園を愛でながら名物のとろとろ「草わらびもち」を、京都・高台寺「洛匠」

格子窓の向こうで四季折々の表情を見せてくれる日本庭園が、京の旅情を盛り上げてくれます。

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池を泳ぐ大きな鯉に感嘆

日本庭園を愛でながら名物のとろとろ「草わらびもち」を、京都・高台寺「洛匠」

洛匠の庭園を見て驚くのは、池を泳ぐ鯉たちの大きなこと。「こんなに立派な鯉はなかなかお目にかかれないのでは」と驚かずにはいられません。ところが、以前の様子を知る人に言わせると、「これでも小さくなった」のだそう。

日本庭園を愛でながら名物のとろとろ「草わらびもち」を、京都・高台寺「洛匠」

この庭園と鯉を眺めるためだけでも、訪れる価値があると言ってもいいほどです。

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洛匠名物、「草わらびもち」

日本庭園を愛でながら名物のとろとろ「草わらびもち」を、京都・高台寺「洛匠」

洛匠の代名詞的存在が、「草わらびもち」。宇治小山園の上質な抹茶をふんだんに使用したわらびもちです。

抹茶を混ぜ込んだ草わらびもちは、深い緑色。その上に香り高いきな粉がたっぷりとかかっています。口に運ぶと、舌の上ですぅーっととろけていくような感覚。一瞬で、なめらかでとろりとした優しい食感のとりこになってしまいます。

日本庭園を愛でながら名物のとろとろ「草わらびもち」を、京都・高台寺「洛匠」

上品な甘さのさっぱりしたわらびもちと、香ばしいきな粉の共演は絶妙。きな粉の甘さは、大豆そのものの甘さなのだそうです。大豆だけでこれほどの甘さが出るなんて驚きです。

四季折々の日本の美が楽しめる空間で、とろとろのわらびもちをいただく。それだけで、「京都に来てよかった!」と思うはず。

持ち帰りやお取り寄せも可能

日本庭園を愛でながら名物のとろとろ「草わらびもち」を、京都・高台寺「洛匠」

草わらびもちは、店舗で持ち帰り用のパックを販売しているほか、「京都に行きたくてもなかなか行けない」という方のために、お取り寄せも可能です。

京都みやげの人気ランキングにも名を連ねる、洛匠の名物・草わらびもち。あなたも、本当においしいわらびもちを味わってみませんか。

高台寺「洛匠」
http://www.rakusyou.co.jp
住所 京都市東山区高台寺北門前通下河原東入ル鷲尾町516
電話 075-561-6892
営業時間 9:30~18:00
定休日 不定休
[食べログ][ぐるなび]

[All photos by Haruna Akamatsu]

PROFILE

春奈

Haruna ライター

和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。

和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。

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