(c)CulinaryDots
ドイツのベルリンで、「まるでお花畑のように美しい」と評判のケーキがあります。しかもそのケーキは見かけが美しいだけではなく、健康にも良いのだとか。いったいどういうことなのでしょう。
可愛らしいお花のケーキたち
一見するとお花の寄せ植えのようにみえるこちら、実はケーキなんです。
食べるのがもったいないですね!
(c)CulinaryDots
可愛らしいお花と淡い色合いに、胸がときめきます。
こんなに素敵なケーキは、いったいどこで買えるのでしょう。
ベルリンで話題の「CulinaryDots」
(c)CulinaryDots
このケーキをプロデュースしているのは、Juliana Tarさんというパティシエールが営む「CulinaryDots」。ご自身の店舗はまだ構えていませんが、ベルリンのカフェ「Liquid Garden」や週末のフードマーケットでケーキを販売しています。
(c)CulinaryDots
Julianaさんは、ケーキの上に精密なお花畑を生み出せるとても優秀なお菓子職人であるのはもちろんですが、食材に対してある「重要なこだわり」を持っています。そのこだわりが、「CulinaryDots」のケーキの人気をさらに高めているのです。いったいそれは何でしょうか。
ヴィーガン&ローフードにこだわった「CulinaryDots」のケーキ
(c)CulinaryDots
実は「CulinaryDots」のケーキは、すべて植物性の素材からできているのです。通常のケーキに使われる卵や生クリームなどの動物性の材料は使わず、植物性の材料だけで作られているのだとか。上の画像のケーキは、カシューナッツ由来のクリームにバニラやラズベリーを混ぜて花びらを表現しています。
(c)CulinaryDots
カシューナッツ・クリーム以外にも、発酵させたココナッツ・ヨーグルトなどを用いているそうです。そのように植物由来の材料しか使っていないので、「ヴィーガン」と呼ばれる動物性の食品を一切口にしない人々も安心して食べられるのです。卵や牛乳にアレルギーがある人にも安心ですね。
(ナッツを使用しているので、すべてのアレルギーに対応している訳ではありません)
そしてJulianaさんのもうひとつのこだわりが、「ローフード」であること。食材を加熱すると最も重要な栄養素や酵素のいくつかは失われ、体内での消化や代謝が困難になると言われています。けれどRaw(生の)Food(食べ物)は食物酵素をそのまま摂取できるので、消化や代謝を助け、健康にも良いのだとか。歌手のマドンナをはじめとして、健康情報に敏感なアメリカのミュージシャンや女優は生活にローフードを取り入れているのです。
Julianaさんのケーキはオーブンでの加熱処理をせず、すべて42度以下で調理されています。そのため、食材の酵素をそのまま摂取できる「ヘルシーケーキ」なんですね! 流行に敏感なベルリンで話題になるのも納得です。
(c)CulinaryDots
可愛らしくて、健康にも良い「CulinaryDots」のヴィーガン&ローフード・ケーキたち。ベルリンを訪れる機会があれば、ぜひ食べてみたいですね。
[CulinaryDots]
[facebook/CulinaryDots]
[Instagram/CulinaryDots]
[Liquid Garden]
※すべての画像は、著作権者より画像使用の許諾をいただいております。無断転載はご遠慮ください。