フルーツやハチミツなどを添えて、朝食時や食後のデザートにいただくヨーグルト。海外(特に中東・北アフリカ・東ヨーロッパ・南アジア)では、料理やドリンクに使われることも多いんです!
腸内環境の改善や免疫力の向上などが知られるヨーグルトは、夏バテ予防にも効果的なのだとか。この夏試してみたい、世界のヨーグルトドリンクを簡単レシピ付きでご紹介します。
トルコの「アイラン」
塩気の効いたトルコ発祥のヨーグルトドリンク「アイラン(ayran)」。暑い夏に暑気払いの意味を込めて飲むのはもちろん、年間を通して人気のある国民的ドリンクです。レストランや屋台はもちろん、スーパーや現地のマクドナルドでも飲むことができます。
【作り方】用意する材料は、水、ヨーグルト、海塩の3点。ボウルにプレーンヨーグルトと水を入れて(2:1の割合が目安)、泡立て器で泡立つまでよく混ぜる。海塩を少々加えればできあがり。※泡立て器の代わりに、ミキサーで作っても。
次はミントが入った爽やかなヨーグルトドリンクです。
ペルシャの「ドゥーグ」
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イランやアフガニスタンのヨーグルトドリンクといえば、トルコのアイランと同じく、塩気のある「ドゥーグ(doogh)」。ミントが入るので、とっても爽やかです。水で作ることもありますが、炭酸水でシュワッとした口当たりを演出しても。夏の暑い日にはもちろん、ケバブを食べる際に欠かせないドリンクだそうですよ。
【作り方】用意する材料は、ヨーグルト、炭酸水、海塩、ドライミント(手に入らなければ、フレッシュなものでも)の4点。ボウルにヨーグルトと炭酸水を1対1の割合で入れて泡立て器で混ぜ合わせたら、ミント(適宜)と海塩を少々加えて完成。
動画を見てみると、作り方のイメージが湧きそうです。
インドの「ラッシー」
インドの食卓に欠かせないヨーグルト。香辛料を多用するインド料理の辛さを和らげ、消化を助けてくれるそうです。そのせいか、インド料理にはプレーンヨーグルトがとてもよく合います。暑い夏場は、ヨーグルトベースのドリンク「ラッシー(lassi)」の登場頻度も高し!
「デトックス&夏冷え対策にもなる?カレーが体によい理由」でもお伝えしたように、スパイスたっぷりのカレーは、夏冷えや夏バテ予防に効果的。夏のカレーは、ぜひラッシーとご一緒に。
【作り方】用意する材料は、ヨーグルト、氷、砂糖の3点。ミキサーにプレーンヨーグルト、氷(少々)、砂糖(適宜)、お好みで塩ひとつまみ加えて攪拌すればできあがり。お好みでマンゴーやバナナを加えても。
インドの屋台のラッシー。衛生面がちょっと気になりますが、とってもおいしそう!
暑くて暑くて、頭がボーッとしてしまう。そんなときには、先人の知恵にあやかり、世界のヨーグルトドリンクを試してみてはいかがでしょう?
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