標高2450mの鉄道駅で行列ができるほど人気!限定スイーツ『立山星の雫』

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Dec 21st, 2017

観光地に出かけて「ここでしか手に入らない」と言われるお土産を見かけると、思わず足を止めて商品に手を伸ばしてしまいますよね。ましてその商品が人気だと聞くと、買わずにはいられなくなります。

標高2,450mの鉄道駅で限定販売!『星の雫』は20周年の超人気スイーツ
(C)ホテル立山

そこで今回は、2,450mという日本最高所の鉄道駅にして、「最も星空に近い」と言われる室堂駅1階にある売店で、人だかりができるほど人気の限定スイーツ『立山星の雫』を紹介したいと思います。

 

室堂駅ってどこ?

標高2,450mの鉄道駅で限定販売!『星の雫』は20周年の超人気スイーツ

そもそも『立山星の雫』が売っている室堂駅とは、一体どこにあるのでしょうか? 富山県と長野県の県境には中部山岳国立公園が広がっていて、3,000m級の名山が南北に連なっています。

北アルプスや立山連峰とも呼ばれる雄大な山脈には、ケーブルカー、高原バス、トロリーバス、ロープウエイなどさまざまな交通手段が(冬季を除き)運行していて、各種の乗り物を乗り継いでいけば長大な山岳地帯を軽装でも横断できるように整備されています。

その山岳観光ルートを立山黒部アルペンルートと呼び、同ルートの一大拠点にして多くの観光客でにぎわうターミナル駅こそが、室堂駅になります。住所で言えば富山県中新川郡立山町芦峅寺室堂ですね。

 

『立山星の雫』は室堂の売店で買う

標高2,450mの鉄道駅で限定販売!『星の雫』は20周年の超人気スイーツ
(C)ホテル立山

室堂駅は1階にバス乗り場やトロリーバスの改札口があり、同じフロアに売店があります。フロアに面した最前列の最も有意な位置には青い看板の目立つ陳列棚があり、人気のスイーツ『立山星の雫』が並んでいます。高原バスやトロリーバスで室堂駅に入ると、人だかりとともに青い看板がすぐ目に留まるはず。

『立山星の雫』はアーモンドをホワイトパウダーでコーティングしたスイーツで、アーモンドの香ばしさと食感、ホワイトパウダーの柔らかい質感と甘みが絶妙にマッチしたお菓子になります。

室堂駅の1階売店では、人だかりに誘われて試食品に手を伸ばし、そのおいしさに思わず商品を手に取ってレジに向かう観光客をたくさん見かけます。同商品は立山黒部アルペンルートのお土産としては人気No.1。公式ホームページによると2017年で販売20周年を迎えるロングセラー商品でもあるのだとか。筆者の身の回りの富山県民に聞いてみても、

「あれはおいしい」
「好き」
「行けば、必ず買って帰る」

といった評価の声ばかりでした。今ではネット注文もできますが、基本的には室堂駅1階の売店と同駅2階のホテル立山の売店で限定的に販売するお土産になります。限られた販路で、しかも冬季は閉鎖となる駅の売店だけで20年もリリースし続けられているのですから、その人気ぶりが余計に伝わってきますよね。

 

賞味期限は製造日から150日とお土産にも最適

標高2,450mの鉄道駅で限定販売!『星の雫』は20周年の超人気スイーツ

『立山星の雫』の賞味期限は、製造日から150日となっています。お土産としても安心ですよね。1箱の内容量は30g分のミルクアーモンドが5袋入って合計150g。値段は1箱1,100円(税込)になります。

上述した通り、残念ながら冬季は立山黒部アルペンルート自体が閉鎖になってしまいます。冬は同地に入れず売店での購入ができませんが、毎年4月の春から11月の秋にかけて、同ルートは観光客を受け入れてくれています。

春にはTABIZINE過去記事「【一度は歩きたい日本】巨大な雪の壁に息をのむ!春の立山黒部アルペンルート」でも取り上げたような圧巻の雪壁も楽しめます。今から来年春にめがけて観光のプランを練って、室堂駅では『立山星の雫』を忘れずに買い求めてみてくださいね。
標高2,450mの鉄道駅で限定販売!『星の雫』は20周年の超人気スイーツ

[立山星の雫(ミルク味)- 立山黒部アルペンルート]
[Photos by shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

SHARE

  • Facebook