日本はカップ麺の種類が豊富なことで有名ですが、カップうどんといえば日清の「どん兵衛」シリーズですよね。このどん兵衛、実は場所によって味が違うってご存知ですか?東日本、西日本、北海道と、同じどん兵衛でも微妙に味が違うんです。
今回は、北海道で食べられるどん兵衛を2種類食べ比べてみました!一体どんな味がするのでしょうか?
「北のどん兵衛」の何が違うのか?
今回用意したのは、北海道のご当地どん兵衛「北のどん兵衛」から、「天ぷらうどん」と、「カレーうどん」です。こちらは東日本でも西日本でも全く同じ名前の商品が入手できます。でも、ちょっと違うんです。
日清食品の公式サイトによると、東日本の「どん兵衛」には「東のつゆは色が濃くて、かつおの風味が効いてて」とあります。西日本の「どん兵衛」には「西のつゆは綺麗に透き通ってて、昆布とかつおの味」とあります。
では、北海道のはと言うと、「北のどん兵衛の口当たり、なまら甘い」と書いてありました。その甘さの秘密は「利尻昆布」とのこと。どう違うのか?早速食べてみました!
北のどん兵衛「天ぷらうどん」
パッケージの写真は、他の「天ぷらうどん」と同じですね。でも蓋にはよく見ると「北のどん兵衛」としっかり書いてあります。パッケージの違いはここくらいでしょうか。
中身もほぼ同じ。粉末スープと、後のせの天ぷらが入っています。ホームページによると「道産利尻昆布使用のダシが効いた甘めのつゆに、エビが香るあとのせサクサク天ぷらが入った天ぷらうどん」ということで、つゆの出汁が決め手のようです。
見た目は普通のどん兵衛の天ぷらうどん(笑)。食べてみると、つゆの味が東日本のものと比べてほのかに甘い! いつも食べているどん兵衛のつゆは、濃くてしょっぱいイメージだったので、これが道産利尻昆布を使ったダシの違いなのかもしれません。
次は北のどん兵衛「カレーうどん」です!
北のどん兵衛「カレーうどん」
こちらも「天ぷらうどん」と同じく、基本的にパッケージに変化はありませんね。同じように「北のどん兵衛」とだけ書いてあります。
中身は、粉末スープとかやくのみ。ホームページには「もっちりとしたつるみのあるうどんに肉だしと道産利尻昆布使用のカレーつゆ」とあります。かやくには「肉」が入っていますが、これは実は大豆で作られたお肉「大豆ビーフ」なんだそう。
こちらも見た目はどん兵衛のカレーうどんとほぼ一緒ですね(笑)。カレーの香りが食欲をそそります。味は天ぷらうどん同様、東日本のどん兵衛よりもやっぱり甘め! こっちのスープはついつい飲み干しそうな優しい甘さが好みでした。
東日本、西日本、北海道の味を楽しんで!
ただのカップ麺の「どん兵衛」かと思いきや、実は地方によってこんなにも味が違うということがわかりました。まだ西日本の味は食べたことがないので、西日本へ旅行に行った時は試してみたいですね。
旅先によって味が変わる「どん兵衛」を、皆さんもぜひおためしください。
http://www.donbei.jp/
[All Photos by Kaori Simon]