これはもう常識?黄色い「ミモザ」
春先になると近所の庭のシンボルになっているミモザ。可憐な割に意外と大木です。
黄色のミモザの花言葉は「秘密の恋」。イタリアでは3月8日の国際女性デーに男性から女性にミモザを贈ります。フィレンツェにいたとき、ホストファーザーがホストマザーに実際に贈っていたのを筆者は目撃しました。自分も欲しかったです!
ティアラの形の「西洋サクラソウ」
サクラソウは可憐なイメージですが、西洋サクラソウはよく見るとティアラ状でラブリーです。英語名はプリムローズ。春に最初に咲く花という意味だそうです。サクラソウは全部で300~400種あると言われています。花言葉は、「情熱」、「伝言」、「優しい心」など。
すずらんのような「スノーフレーク」
これは結構みかけたことがある方も多いかもしれません。和名は鈴蘭水仙ですがヒガンバナ科です。似たものでスノードロップ(和名:待雪草)がありますが、こちらのが大きくて、緑色の斑点があるのが特徴。花言葉は「純粋」「純潔」「汚れなき心」。
庭の常連、紫の「ムスカリ」
ムスカリは属名で、英名はグレープ・ヒヤシンスです。このムスカリの名前は、ムスク(麝香)に由来するというのが驚きです。花言葉は「通じ合う心」と「失望」!
本当によくみかける白い枝「雪柳」
とてもよくみかけるし、雪柳(ゆきやなぎ)という名前もきいたことがあるけれど、今回はじめて実物と名前が結びつきました。花が雪のようで、枝が柳のようだからこの名前がついたそうです。花言葉は「愛らしさ」「気まま」「殊勝」。
本当によくみかける白い花「はなにら」
これも実によくみかけます。葉にはニラの臭いがあるそうです。一転して英語名はスプリング・スターフラワー」で元気な感じですが、花言葉は色合いなどから「悲しい別れ」だそう。
水仙なのか水仙じゃないのか?「白房水仙」
花は水仙の形だけれど房状だったので本当に水仙か謎だったのがこちら、白房水仙。西洋風で見栄えするルックスです。最近流行っているのでしょうか?以前は気づきませんでしたが、あちこちでみかけます。花の香りが強いそうです。由来が調べても分からなかったのですが、猫水仙とも呼ばれるそう。花言葉は「うぬぼれ」。
オレンジ色のベリーのような「ミツマタ」
はじめてみかけて目を奪われたのがこのミツマタ。オレンジの小さな花がベリーのよう!枝が3つに分かれているのでミツマタだそう。よい香りがあり、樹皮は紙幣などの材料になるそうです。花言葉は「強靭」「壮健」。
赤いランプ「うきつりぼく」
この下を向いたベル状の花が可憐なこと!チロリアンランプという別名もあります。家畜の下痢止めに効果があるそうです。5月に開花とネットにはありますが、あたたかくてフライングしたのでしょうか。花言葉は「さまざまな愛」「尊敬」「恋の病」「真実は一つ」「憶測」 。
今までなんの花だろう?ともやもやしていた気持ちがすっきりするきっかけとなれば幸いです。花の名前がわかると、春散歩がさらに楽しくなりそうですね。